■がん 丸山ワクチンはがん治療でエポックメイキングな薬だ。#丸山ワクチン | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

↑鼻腔内リンパ腫、寛解を続投中の大福ちゃん

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私たちのがん治療は、免疫細胞に正しく働いてもらう治療です。

そのためには、自然免疫が始めに動き出すための樹状細胞が正しく働いてもらわないといけません。

 

それで、丸山ワクチンを使っています。

 

●丸山ワクチンの製造方法

1、ヒトの結核菌を煎じる。

2、熱水処理をするので、人体に有害な成分はなくなる。

3、熱処理した後に、「ミコール酸」と「リポアラビノマンナン」が残る。

4、「ミコール酸」と「リポアラビノマンナン」が不活性化された樹状細胞を蘇らせる。

 

がん治療をしていて、これだけやれば大丈夫というのがあれば、いいのですが、なかなかそういうわけにはいきません。

 

そこで、私たちは、丸山ワクチンの力も借りてがん治療をしています。

寛解、完治には、免疫系が正しく働いてくれることしかないと私たちは、考えています。

 

そいう意味で、丸山ワクチンは、がん治療のエポックメイキングな薬だと考えています。