■がん カンラン科のエッセンシャルオイル #フランキランセンス ミルラ#抗炎症作用 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

ボスウェリア属の樹木

 

木を傷つけて取れた樹脂

 

12日にアロマテラピー検定の1級の試験を受けてきました。

 

がんの治療をしている私としては、カンラン科のエッセンシャルオイルがどのように使われているのか? 知りたいというのもありました。

 

カンラン科のエッセンシャルオイルは

 

フランキンセンス(オリバナム・乳香)

ミルラ(マー・没薬)

エレミ


どれも樹脂から採ります。樹皮に切りこみなどが入ると樹脂がしみ出てきます。

フランキランセンスは、有名ですが、私たちはミルラも使っています。

 

これからは、ミイラを作るときに、使われていたというほど、昔からあるエッセンシャルオイルです。ずっと使われているということは、それだけ、効果があるということなのでしょうね。

 

●カンラン科のエッセンシャルの効果

*気管支のトラブル改善

*免疫が働きやすくなる。

*傷の修復

*抗炎症作用

*瘢痕(はんこん)作用

 

 

猫さまは、エッセンシャルを使うことが難しい、ほとんど出来ないのですが、ワンコさまは、濃度を気をつけて、がんの治療は傷の治療に使っています。

 

植物の力だけではがんが寛解するわけではないですが、調べていくといい作用を持っていますね。これからもふもふちゃんは、ご長寿なので、ハイブリッドカーな治療が必要になるのでしょう。