■ネコ 猫伝染性腹膜炎(FIPV)の維持出来ている症例2 #FIPV #FIP #ネコ | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 


以下にも書いています。
 
 
伝染性腹膜炎の猫さまは、1カ月が経ちましたが、動画のように呼吸も落ち着き元気にしています。
治療
*胸水を抜く(1回)
*ステロイド剤
*丸山ワクチン
 
これだけで、元気に走り回っているそうです。
キャットタワーにも飛び乗っています。
 
FIPという病気は、発症するともう治らないといわれていました。
でも、このように、丸山ワクチンで樹状細胞がちゃんと働けば、FIPVも攻撃してくれるようです。
飼い主さんは、元気で走り回って食欲もあるので、治療をやめたいようですが、まだ、続けて持っています。
 
がんの治療薬をして丸山ワクチンを使わっているところは多いのですが、このようにFIPにも使って治療をしています。
 
白血球のリンパ球たちの免疫細胞が正しく動いてくれると、このようにFIPでも元気なのです。
 
私たち病院は、丸山ワクチンをいろいろな用途で使っています。