■がん 手作り食をやってみよう! #がん #手作り食 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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がんの子を多く診ています。

治療をしていて、よくなる子とそうでもない子の差は、ひとつはっきりしてしてきています。

ひとつは

「手作り食で、添加物の少ないもの与えてくださることです。」

そういう飼い主さんのもふもふちゃんは、元気で、「がんって治る時代になったよね」という感想をお持ちになります。

 

食事もオヤツも全部、手作りです。

 

そう難しいことはなく、たとえばオヤツに枝豆をあげるとかキュウリとかプチトマトとか、そういう感じです。

怖がらないで作ってみましよう。

 

(ワンコさまのがんの子の手作り食の基本)

タンパク質:野菜 1:1か 1:2

 

これは、血液検査や尿検査などから、決めてくださいね。

元々肉食なので、野菜が消化出来ない子は煮るなどにしてください。

 

*がんの子のタンパク質は、植物性タンパク質がいいのですが、がんのグレードの低い子は、魚も可です。

 植物性タンパク質になると、大豆になるのですが、消化が悪いので、豆腐か納豆の方がいいですね。

 

*そこにキノコ類煮てから、細かくしてあげてくださいね。

 

 

(猫さまのがんの子の手作り食の基本)

タンパク質:野菜 2:1

 

これは、血液検査や尿検査などから、決めてくださいね。

元々肉食なので、野菜が消化出来ない子は煮るなどにしてください。

 

*がんの子のタンパク質は、植物性タンパク質がいいのですが、がんのグレードの低い子は、魚も可です。

 猫さま植物性タンパク質になると、大豆になるのですが、消化が悪いので、豆腐か納豆で当たるのがいいですね。植物性タンパク質は難しいので、小魚を煮てあげるのがいいかもしれません。

 

*そこにキノコ類煮てから、細かくしてあげてくださいね。

 

 

このようなルールでとりあえず、作ってもふもふちゃんに食べていただきましよう。

 

微調整は、専門医と血液検査や尿検査や体重を見ながら、考えてもらいましようね。

 

毎日が無理でも、週に何回は作ってみて、コツをつかめば、大丈夫です。

 

(飼い主さんのすること)

とりあえず、手作り食を作ってみよう!