■がん がんになったら、飼い主さんは笑顔でといわれても。 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。




朝、テレビをつけたら『お笑い』で、がんの免疫高まる効果  確認』と流れていました。
SNSで新聞に載っていました、 と教えていただいたので、朝刊を見たらありました。

ここを読んでいる人は、笑うとNK細胞が活性化することは、もうご存知ですね。

でも、愛するもふもふちゃんが、がんになって笑顔でいましよう!と言われもそんなの無理って思われているでしよう。

あんなに食欲があったのに、食べなくなったし、寝てばかりいる子を見るとそんな笑顔なんってといわれるでしよう。

飼い主さんの気持ちを否定するのは、無理ですよね。
ただ、飼い主さんが、悲しい顔をしている、泣いているのをもふもふちゃんを見れば、悲しくなるのは、事実です。

そうなれば、がんであるもふもふちゃんのNK細胞は、活性しにくくなるのです。NK細胞が.働いてくれないとがんはよくなりませんからね。

それでは、飼い主さんはどうすればいいか?
(さらに具体的に書きました。)

1.信頼出来る獣医師にかかる。
2.がんが寛解した人の記事を読む。
3,がんが寛解したもふもふちゃんの飼い主さんと話す。
4.飼い主さんが瞑想する。
    瞑想すると飼い主さんのストレスが軽減されます。
5.飼い主さんがお笑いのビデオを見る
    (私は、サンドイッチマンが好きですが)
6.吉本新喜劇を見る
7.落語を見る。

などをして、飼い主さんのNK細胞も活性化してくさね。

これは、私の個人的な意見ですが、飼い主さんが明るいところは治療効果がいいですね。

笑顔、大切ですね。