■ネコ FIV FeLVが陽性なんですけれど、何もしなくていいの?#丸山ワクチン#コロイドヨー | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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猫さまの飼い主さんが、少し遠方から来られました。

「2頭飼っていたのですが、1頭がFIVを発症して亡くなりました。この子、いまのところ元気だけれど、FIVとFeLVを持っています。何もしなくてもいいの?」

 

と尋ねられました。

 

意識高い系の飼い主さんだと、このように思われますね。

 

猫さまは、多頭飼いをしていると、

1、FIV

2、FeLV

3、FIP

4、寄生虫

 

などが感染することは、あります。

 

(寄生虫)

1、駆虫剤などで管理をする。

2、1ではウンチの状態が悪いと下痢パネル

 

などしてくださいね。

 

(FIV、FeLV、FIP)

やはり免疫が落ちたとき、ストレスがかかったときに発症します。

 

やっぱり発症したかではすまされないので、予防が大切です。

 

(予防)

1、グルテンフリーのフード

2、血液検査をして分子栄養学的に見る。

3、丸山ワクチン

4、コロイドヨード

5、冬虫夏草

 

などをしながら、発病しないようにコントロールしています。

 

FIV,FeLV、コロナウイルスがボジティブな猫さまは、予防が大切です。

発症してしまったら、命にかかわる疾患です。

 

免疫学が進歩している時代で、事前に予防出来る疾患も増えていますね。