■シニア マイボーム腺腫、シニアだったら、麻酔をかけないといけないの? #レーザー治療 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

 

 

シニアのワンコさまからご相談を受けました。


「マイボーム腺腫のような瞼の腫瘍が、大きくなってきて、
病院に行けば、全身麻酔で手術をすすめられました。
腫瘍が大きくなるのは、怖いし、いまの腫瘍がますます大きくなるようなら、困るし、
全身麻酔も怖いです」


ということでした。

私が、直接診ているわけでもないのですが、以下のように提案をしました。

(治療法)
1、無麻酔でレーザーで蒸散
2、沈静でレーザーで蒸散


です。
大人しく子であれば、無麻酔でレーザーで蒸散出来ることもあります。マイボーム腺腫だけなら、沈静だけで、レーザーで取ることが出来るからです。(全員とは、いいきれないですが)

私たちの病院に来れない距離なので、レーザーの会社に尋ねて、同じような治療をしているところを紹介しました。

動物病院でもレーザーを入れているところがあるので、そのような治療が出来るようになってきいています。