魚干したものを食べるラッキー
今日は、免疫抑制剤の話をします。
人の話です。
あるアメリカの腎不全患者が、週に何度も透析を受けるので、彼女は腎移植を選びました。1年間は、健康に暮らしていましたが、腎移植を受けると、毎日、免疫抑制剤を飲まないといけないということはありました。
免疫抑制剤とは、自分の免疫を抑える薬です。
(人の場合は、いろいろとあるのでしょうが、動物界では、シクスロスポリンが使われています。)
この彼女は、1年半が過ぎると、
1、移植した腎臓の疼痛
2、左胸に黒色肉腫
が出きたのです。
黒色肉腫の原発は、皮膚なのですが、それがどこにも見渡たらなく、不思議な状態でした。
このドナーは、
1、HIV、なし。
2、がんはない
3、健康状態良好でした。
でも、よく調べると18年前に、皮膚に出来た黒色肉腫があり15年前に完治していたのです。死因も黒色肉腫ではなかったそうです。
つまりがんが実際に治った患者さんでも
1、免疫システムで抑えてつけられた微小腫瘍を保持していた。
ということです。
ここでいえることは、
1、がんが完治しても、どこかに免疫システムで抑えてつけられた微小腫瘍がある場合もある。
2、免疫抑制剤を使っていると、がんになるリスクが高まる。
なのです。
そのため、がんになった子は、
1、がんに負けない食事を変える。
2、免疫を正常に働かさす。
などをしないといけませんね。
シクロスポリンなどの免疫抑制剤を使っている場合は、長く使わないよういに、かかりつけ医とご相談くださいね。