■イヌ がんの子、手足の冷たい子、皮膚病の子、慢性下痢の子 に生姜を #生姜 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

日曜日、オーソモレキュラー療法のセミナーに行きました。

人用のサミナーなので、獣医師は私を含めて3人しかいないという感じです。

私は、皮膚が弱く、ストレスが貯まるとアトピー性皮膚炎になったりするので、漢方薬などを飲んでいます。

 

最近、年齢的なことなのか、どうも肌がすっきりしない。

 

そんなので、ドクター用のアトピー性皮膚炎の講義を聞きながら、『生姜』がいいことを改めて、知りました。

 

 

↑ お差湯に生姜が入っています。微量なので、わかりにくいですね。

 

(生姜の成分)

 

1、ジンゲロール(生で)

2、ショウガオール(加熱)

3、シンゲロン(加熱)

 

(効用)

1、ジンゲロール(生で)

  ①血行改善

  ②老化防止

  ③抗酸化作用

 

2、ショガオール(加熱)

  ①体を温める

  ②がんの増殖・変異の抑制

  ③痛みの緩和

 

3、シンゲロン(加熱)

  ①代謝が高まる

  ②脂肪を燃やす

 

それで、

1、シニア

2、慢性下痢

3、がん

4、慢性の皮膚病

5、手足の冷たい子

 

(量)

1、0.1~0.2g/kgです。ほんの少しです。

 注意;合わない子もいるので、少量かた始めて、ウンチなどを見ながら与えてくださいね。

 

(与え方)

出来れば、お湯に入れて少しさまして上げるといいですね。

 

ラッキーには、写真のように、

1、ジャガイモ(肝臓が悪いので、ヨーロッパの犬なので、アジア系の犬は、お米で)

2.炭水化物の入っていないフード

3、サプリメント

4、生姜

5、オリゴ糖

1から5に人肌のお差湯を入れています。

 

シニアのワンコさまが増えている時代、こうやって、毎日、生姜を食べる子が増えますように。

 

 注意:猫さまは、生姜に対してよくわかっていないので。