■がん 乳腺腫瘍、小さいからほっておいていいの? 麻酔はかけたくない。レーザー治療 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

犬の場合の乳腺腫瘍は、良性と悪性が半々です。

 

乳腺を触ったら、米粒大のものがあり、取らないといけないのだろうけれど

麻酔をしたくない

という飼い主さんは、多いと思います。

 

いまやレーザー治療が出来が出来るので、

全身麻酔なしで、治療が出来ます。

 

 

患部に局所麻酔とICGを注射しています。

 

 

局所麻酔が効いたところで、レーザーを挿入しています。

 

 飛鳥メディカルのレーザー使用

飛鳥メディカルカル

https://www.asuka-med.com/

2週目 腫瘍が無くなり、陥没しています。

5週目 陥没もなくなり治療、終了

 

 

飼い主さんに、隔日で丸山ワクチンを注射してもらっています。

 

もちろん、沈静剤も全身麻酔も使っていません。処置のときも普段通りの生活です。