目的地である七ツバエの灯台を前の前にして信じられない光景を目にしていた。
夜釣りの人気ポイントである灯台瀬に誰も釣り人が乗っていないのである。
この釣りに精通しているuenoさんが、この灯台瀬で一番のポイントは先端であると豪語する。
いつもはその場所には必ず先客がいるものだが、uenoさんによれば今回が初めてだという。
「ここが一番よか場所ばい。ばってん、低かけん、満潮付近は波ば被るもん。」
ということで、uenoさんは、先端からすこし下がったところに釣り座をゲット。
ボクも、先端に出たいところだが、夜釣りで波を被るかもしれないとuenoさんの釣り座の隣にバッカンを置くことにした。
ウノクソには釣り人が
さあ、これから時間はたっぷりある。沖磯の情景を楽しみながらじっくりとタックルの準備に入った。
昼釣り用は、
竿 がま磯アテンダー1.2号、道糸1.75号、ハリス1.75号、ウキは0αの全遊動、ハリはグレ針5号
夜釣り用は
竿 がま磯アテンダー2.5号 道糸2.5号ハリス2.5号 ウキは棒タイプ電気ウキG2 2ヒロの半遊動 ハリはグレ針8~10号
タックルの準備を済ませると、今度は餌の準備
オキアミ生1角 赤アミ1角 パン粉1kg お徳用集魚材1袋を混ぜ混ぜして堅さを整えた。
午後3時頃釣りを開始、後でやってこられた方が先端をゲット。灯台瀬は4人体制となった。
潮が右の沖に向かって走っていた。この潮は、これまでの経験でアジが釣れたためしがない。
餌も盗られない。
撒き餌が聞いてくると、餌をわずかに囓ったり、引っ張ったり、頭だけ取ったりとそんな時間だけが過ぎた。
隣の釣り人は、40、50のチヌを釣り上げ良いスタートを切っているようだ。
こちらはアタリすらない状況が続いた。
「この潮はダメバイ。全く釣れる気がせん。ばってん、アジは夜になるといきなり釣れ始めるとたいなあ。」
どうやら、この釣りではひたすら我慢して夜まで待つことが肝要のようである。
しかし、この人気ポイントがなぜ空いていたのかを考えると、これからのアジ釣りも不安いっぱいである。
昨年、M中さんが息子さんとの釣りで見事にノーフィッシュ。
船長の前情報でも
「潮が速くて、食いが渋かったらしいよ」
全くいい雰囲気を感じることなく夜の帳が降りて夜釣りが始まろうとしていた。



