悔しいバラしの後、クロを7枚ほど逮捕して夜の帳が降りた。

 

この夕まずめのクロの入れ食いなら、夜釣りも期待できるというもの。

 

準備していたタックルで早速釣り始めた。

 

竿は、ダイワメガドライ遠投4号。道糸ナイロンの8号にハリスが8号。ハリが尾長グレ8号などを結ぶ。

 

ウキは、熊本県八代郡氷川町にある小さな工場で作られるZAXISというウキ。

 

棒ウキタイプだが、潮乗りが良く感度も抜群。お気に入りのウキ。今回の浮力は2Bを選択。瀬際を中心に狙うことにした。

 

 

uenoさんも興奮気味である

 

夜尾長釣りは瀬際ねらいがセオリー。

 

ところが潮の関係で瀬際に落ち着かせることが難しかった。

 

uenoさんが何かを釣った。

 

ぎらっと光る魚だ。

 

「でたあ、イスッ!」

 

uenoさんから厄介者扱いされたイスズミは命からがら海へと帰っていった。

 

生命反応はあるようだね。タナを2ヒロの半遊動で瀬際から3mほど離れた地点に仕掛けを落ち着かせていたときだった。

 

ウキが突然海中に沈んでいき、道糸が走った。

 

さっき、尾長グレらしきアタリに負けてしまったが、今度は4号竿だ。絶対取ってやる。

 

初めは重量感を感じたが、後から魚のパワーがなくなった。

 

抜き上げてのバラしはいやだったので、赤色のライトを照らして玉網入れ完了。

 

手元に引き寄せた魚は、小さいが本命の尾長グレだった。45cmの小ナガ。

 

「uenoさん、小さいけど尾長釣りましたよ。」

 

ほっとしてクーラーに入れる。瀬際でなくても釣れるんだね。

 

 

これは時合いだチャンス。ほどなくuenoさんにもアタリが。

 

「なんか喰ったバイ。うおおおお」

 

魚と格闘するuenoさん

 

「やったあ、こっちも尾長バイ」

 

「やりましたね。あれっ、uenoさんこれ口太ですよ」

 

ボクも尾長だと思い込んでいたが、uenoさんの釣った魚は口太の47cm後半だった。uenoさん残念。

 

磯場では、魚からのコンタクトに盛り上がってきたが、その口太が釣れてから魚からの反応は全く途絶えてしまった。

 

タナを変えたりするも餌も盗られない時間帯が続いた。

 

やがて、星空を眺めたりする時間が多くなってしまった。

 

しかし、まったりとした時間はこの辺りまでで、この後自然の脅威にさらされることになるのだった。