DSBのヨーロッパツアーに遡る。

 

 

もう今から10年ほど前の事になる。

 

 

 

ウトウトしかけたバンの中

 

カーステレオで。

 

 

スクワットのキッチン

 

爆音、割れたラジカセサウンドで。

 

 

またあのバンドだ!

胸踊らせた。

 

 

あちこちでJuggling Jugularsの当時の最新アルバム-salute no one-が流れていた。

 

 

DSBのメンバー皆、一発で好きになっていたよ。

ツアーの次の地のディストロで即Juggling Jugularsを買い漁った。

 

 

 

 

ヨーロッパでJuggling Jugularsのサウンドに出会った頃って

オレはレコ屋で熱心に現行のバンドをチェックしていた時期の筈だったのに何故かJuggling Jugularsをスルーしていた。

 

 

ツアーから帰国してからBASEに行ったらフツーに品揃えしてたもんね。

 

なかでもアルバム-salute no one-は一番キャッチーなアルバムかもしれない。

入り口としては最適。

 

 

 

 

 

 

今回、

一方的なファンの立場からJuggling JugularsをVYVESに誘ったわけではない

本題、

オレとJuggling Jugularsの出会いはワルシャワだった。

 

 

 

2010年、ポーランドにフェスを見に行ったんだ

オレにとっては聖地巡礼。

 

Juggling Jugularsは体調不良で急遽ヴォーカリスト抜きという急造4人編成であった。

 

であっても、

オレはきっちり殺られた。

 

そーいや、オレの隣ではSECTのベース、BELGRADのヨナサンの実姉ベルシュカも最前で食い入って見ていた。

すげー好きなんだって。

 

ヨーロッパ滞在中、

割とメロがあったり、速くない、重くない、ノイジーではないバンドはコキおろす、

って場面に出会った。

2000年代中期からウメオのパンクバンド達が旗手となり、シーンで話題になり出した頃。

シーンの中にはそういったバンドに拒絶反応があったんじゃないかと思う。

 

ウメオのバンドとは全く違うサウンドなんだけど、槍玉に挙げられてもおかしくなかった。

 

 

それでも

ヨーロッパにいた間にJuggling Jugularsの悪口を聞いたことはなかったね。

 

 

オレとJuggling Jugularsの個人レベルのファーストコンタクトはワルシャワの空港で飛行機に乗り遅れたお陰でうまれた。

 

オレの乗ったグディニアからの飛行機が天候不良でワルシャワ

に遅延。

 

オレはポーランド語と英語だけのワルシャワの空港内をアタフタしながら走り回っていた。

乗り継ぎ便のゲートを探して走ってた。

 

 

 

視界の端にロビーで一杯やってるJuggling Jugularsのメンバーを認めた。

 

あ!

 

でもそれどころじゃない、笑。

おうちにかえらなきゃ。

 

走り回らされた挙句、オレの乗るべき飛行機は既に空のムコウだった。

 

 

わー、やっちった。。。

 

 

落ち込むか?

 

 

ヤダね。

 

 

 

 

即、踵を返して空港内、Juggling Jugularsのいたバーを探して一緒に飲んだよ。

 

トーキョーに帰る飛行機逃しちゃった、テヘっ

 

とかなんとか吐かしながらね。

 

この頃は自由人だったからねオレは。

 

その後東京を目指さずにロンドンのRATOSの家を目指し周遊して帰国した。

 

 

悪ィ、今ワルシャワにいるんだけどさ、終電逃しちゃった、泊めてくんね?

みたいなノリでRATOSにいきなり電話。

 

高円寺から東中野にkmをタクる調子で

Virginエアーでヒースロー

 

 

 

かれらにとっても記憶に残るだろ、

 

ワルシャワで飛行機に乗り遅れたジャパニーズパンクス。

 

この一件が始まりだ、以降連絡を取り合うようになった。

 

 

 

その後

VESPERAのファーストEPがフィンランドのKamaset Levytからリリースされ、Juggling Jugularsのメンバーの元にVESPERAのサウンドが届く事になる。

 

彼らもVESPERAのEPを気に入ってくれてたみたい。

飛行機に乗り遅れたマヌケなジャパニーズパンクスってだけじゃないぜ。

 

 

 

 

 

Juggling Jugularsのサウンド

 

フィンランドのバンドだが所謂フィンコア度は皆無。

ストレートなUK punk/HCに独特の哀愁ギター。

 

さぁーエモってくれ、っていうTOO MUCHなモダン哀愁ギターとは違う。

 

シンプル、ショートな楽曲

斬新なアレンジがあるわけではない。

 

派手さは全くない。

 

それでも没さないキャラクター。

 

5人のメンバーのレイヤーが最良の状態で重なりJuggling Jugularsという唯一無比の音像が浮き上がる。

 

個々のメンバーの緩急の付け方。

 

これがフィットしたらたまらないんだよ。

 

レイヤーの重ね方、ここにこのバンドのセンス、妙技を感じるのですよ。

 

オレにとってはその音像の突破力ってのが突き抜けている。

 

Juggling Jugularsが凡庸なバンドに聞こえるかどうかは彼らのそんな息づかいが自身にフィットするかどうかじゃねーか?

 

波長が合わない人には

 

良くもなければ悪くもない

 

で終わりじゃない?

 

これは優劣の話じゃねーの、

波長があうか、っていう。

 

 

 

 

このVYVES というプロジェクトをスタート当初からJuggling Jugularsに声をかける事に一切の迷いはなかった、

 

そして今、彼らで間違いなかったという思いだ。

 

Survive+vibrationという

コンピのテーマが補完された思いだ。

 

 

 

あなたもJuggling Jugularsの媚薬試してみない?

VA VYVES 

From TOO CIRCLE RECS

18songs 1800yen

店頭売り開始。