アヴェンタドール50° アニバサリオ #15 | Children's Beat

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模型製作に関する記事をていねいに綴っていきます。

今年もアナウンスが出ました。
毎年、縮尺模型倶楽部の関東メンバー活動イベントの一環としてこれに出ましょう、という話になるのですが、あろうことか毎年カナルは不参加なのです。フトドキモノもいいところです。


去年はこれに出品するべくロータス107Bを手がけていたのに、なぜか今はアオシマのキットを弄っているという体たらく。






てことでアヴェンタドール再開しています。
エアロパーツの接合部部分の段差を無くすために、マジックで着色して馴らしているところ。

エッジの多いエクステリアなので、下地の時点で徹底的に面出しを行います。




1000番の紙やすりでエッジを崩さないようにしながら深夜3時にシャカシャカと。
テールエンド部分にヒケがあったんでした。ちょっと黄色っぽく見えてる部分、わかりますか?

瞬間カラーパテで埋めた跡がありますね(←忘れてる)。

このキットのアウトラインは本当に繊細なので、400番の紙やすりを使うとあっという間にラインが変わってしまいます。ここは1000番で地道に。




前回問題視したサイドパーツとボディとの接合部分はこのとおり。
一部を黒で塗り分ける指定があり、接着を躊躇していましたが、面の繋がりを重視してこの時点で接着しました。
骨組み部分だけで側面が構成されていましたが、ここにきて横方向の剛性が一気に高まってきました。

しかしご用心。
サイドシルとボディとの接合面の圧着が不十分なためこうして隙間が開いたままだと、あとから接着するドアとの接合部に隙間ができてしまいます。

ここはきちんと圧着して…

これでドアがピタリと嵌るはずです。…しかし。
前方部分、「寸」が足りてない…

以前同じキットを手がけた青22号さんが、せっかくのランボなのにドアは接着してしまった理由がなんとなくわかりかけてきました。

恐らく開閉時のクリアランス調整のため、0.5mmほどの隙間ができるような設計なのかも知れません。




ここはひとまず、プラペーパーで調整をかけておきます。
年開閉に支障をきたすような問題が出てきたら、その時は削っていく方向で微調整してみることにしましょう。



で、なんやかんやでゼロクリアランス。
あとはフロントのホイールアーチ部分とのラインを揃えていくように成型をかけていきます。


 

アヴェンタドールの製作を進めながら、今回はベースの製作も合わせて進行させようと思います。


ベースは大事です。
ベースのイメージが自分の中でしっかり確立されると、製作のモチベーションも上がってきます。
これは数年前に渋谷のミニチュアカー専門店で、許可を得て撮影させていただいたBBRの完成品ですが、こんなふうに展示できたら良いですよねぇ。
今回はこれとは違った仕上げを考えていますが、いずれにしてもピッと仕上げたいものです。


…え?完成はいつになるのかですと?なるべく早めの方向で…