1週間が目まぐるしく過ぎていきます。
残暑厳しく、体調崩している方が多いですね。
栄養、睡眠も大切ですが、心のケアも忘れずに。
私は朝ウォーキングを再開しましたよ。頭も心もスッキリします!自分時間も大切です。
前回のblogに書いた英国の鉢ウィッチフォードをご紹介します。私がウィッチフォードに出会ったのは15年前ぐらい。初めて見た時に鉢から溢れるエネルギーを感じました。まだ歴史も何も知らないのに、このエネルギーはどこから?と思い、ウィッチを深掘りしていったのです。
【ウィッチフォードの歴史と権威】
ウィッチフォードは1976年にイギリスのジム・キーリングによって設立されました。英国のトラディショナルなデザインと手法を守りながら、常に独創的な新しいデザイン・技術・歴史の継承に取り組んでいます。ジムさんには何年か前にお会いしました。目の前でロクロを回す姿に感激しました。
世界中のガーデナーから愛され、英国内ではバッキンガム宮殿をはじめ、チャールズ皇太子が所有している庭園やロンドンにあるキューガーデンなどでも愛用されています。
ウィッチフォード社のポットの大きな特徴は、 「すべての工程が、ハンドメイドで行われる」ということ。手間がかかり、大量生産もできない手法にこだわり、職人1人1人の繊細な技術で世界に2つとない鉢なのです。きっと私はこの職人さんのエネルギーを感じたのではないでしょうか?
【なぜウィッチフォードが選ばれるのか?】
植物視点でのメリットは、素焼きの場合は側面からの通気性と通水性があるので土の中の根が呼吸しやすくて、根が良く発達すると言われています。
ウィッチの鉢底を見ると普段見る鉢底の穴とはまるで大きさが違います。特に日本は加湿で植物が傷むのでこれは大きなメリット!
(横スリットは全ての鉢にはありません)
見た目のデザインだけではなく、耐霜性に優れ、厚みのあるウィッチは暑さや寒さを緩やかにして、季節のダメージを軽減してくれる優れものです。
とくに寒さに強い理由は、この粘土にあります。
2人の粘土職人の手によって、不純物を取り除くなどの複数の過程を経て、高品質の粘土が作り出されるとか。だからウィッチは丈夫なのです。
英国では次の世代次の世代とと受け継いでお庭を守っていきます。
日本ではなかなかないことかも知れませが、使い捨てではなく季節と家族の思い出とともに長く使っていただけるところが1番の魅力ではないでしょうか?
次は色々な鉢の特徴を書いてみます。もう少しウィッチフォードの魅力にお付き合いくださいね。




