脳筋ヒラスズキの翌日のことである。
波が無いとヒラスズキ釣りはほとんど成り立たないのは皆さん周知の事。
しかし、私はアホなのだ。
昨日、天気予報が外れたのだから、今日も外れるかもしれない、と例外を普通と思い込んで、やっぱり騙される男なのだ。
(昨日パチンコで勝ったから、今日も勝つかもしれないと出かけて、昨日勝った分以上負けるバカと同じ)
いや、本当は理解している。今日は昨日と違って、絶対ダメなナギの日だろうと。
でも、ヒラスズキ釣りが大好きな自分は、時間さえ出来れば釣りに出かけてしまう愚かな釣り人なのである。
ナギの予報でも一縷の望みを抱いて到着した釣り場、絶望的な海を眺めてため息。
ハア〜、これは無理やろ。
波なさすぎ。
無理ゲーっていうのはこういうことを言うのやね。
こんなん、絶対不可能やん。
高確率モードに強制的に入れる課金のスイッチどこ?(笑)
ヒラスズキはあきらめ、沖に青物ルアーをぶん投げて、交通事故的に青物釣れないかと探ってみるけど、当然何も無い。
この磯は火山岩質で非常にトゲトゲした表面なので、座るとズボンのオケツが破れそうなので、迂闊に座ることすらできず、ゆっくり休むことも難しい。
それでも経験を活かして青物釣れないかとあれこれやるが、ナーンも反応が無い。
まあ、ある意味で予想通り、笑
(だから、課金のスイッチどこ?)
それでも2時間ほどルアー投げ体操をやった。
フゥ、疲れた。
仕方ないので一旦車に戻って昼寝する。
(昼寝どころか、正午通り越して夕寝までいってしもうたわ)
天気予報を穴が開くほど見つめても、特に思いつくポイントはない。
どこに行ってもナギで絶望的なのは理解しつつも、このまま車内にいても何が起きるわけではないので、また朝と同じ磯に降りる。
しかし、朝と状況は変わらず『ゲッターロボ』。。。じゃなくてベッターナギ。
しゃーない、家に帰ってソシャゲかAIかに無駄な課金でもしようか(なんだか無性に課金したくなった俺、笑)と思って磯からよっこいしょと立ち上がると
ん〜?
夕日の当たる磯際が怪しい。
目の前の小さいサラシで何か魚がギラッと反転したような?
ヒラスズキか?
と思って、ロッドをむんずとつかみ、アンダーでヒョイと投げてテロテロって磯際にミノーを泳がせると、、、、
ごつん!
下から湧き上がるように数匹のイサキが現れ、そのうちの1匹がミノーを食った。
イサキがベイトを岸際に追い込んで食っている?
そういえば水面に少しベイトが見える気がする。
もう一度ミノーを泳がせると下から湧いてくるようにイサキがガンガン当たる。
目に見えるのでこっちが興奮してしまう。
しかし当たるが、ミノーではイサキの口に合わず掛りが悪い。
イサキを釣りに来たわけではないが、そこは釣り氏の本能でイサキでも釣りたくなってしまう。
ミノーより食い込みが良さそうで小ぶりな
静ヘッド16g➕ワームに変えると
イサキがけっこう掛かるようになった。
イサキを釣るのは好きだけど、食べたくはないので、リリースしていると、ゴゴンとヒラスズキが掛かる。
サラシはほとんどないのに、、、、
イサキにつられてヒラスズキも食い気が立ったようだ。
なお、静ヘッド16gならヒラスズキでも対応可能だ。(というか、これはヒラスズキ用に持って来ているのだから)
しかし、最初のうちはヒラスズキが掛かっていることに気付かず、イサキと思ってファイトしていたのでエラ洗いされて初めてヒラスズキと気づき、ビックリ。
まあまあの大きさのヒラスズキだが、抜き上げるのは無理なサイズの太っちょヒラスズキ。
イサキなら確実にぶち抜けるので、ランディングのことを考えていなかった、、、、
どうしようか?とモタモタしている間にヒラスズキは針外れでバレてしまった。
ヒラスズキが混じるなら、と本腰入れてイサキ・ヒラスズキ連合に挑戦する。
イサキはポツポツ釣れるが、たまに混じるヒラスズキは掛かるもののことごとく針外れでバレる、
何でかなぁ?サラシが無いから見切られかけていて食いが浅い?
そして、ベイトが移動したのか?バイトが遠のき、イサキもほとんど食いつかなくなった。
磯際に静寂が戻りつつある中、もう帰ろうかという時に
ガツン!
おお、これはヒラスズキ!
しかもこれ、まあまあデカくね?
慎重に寄せて、想定済みのランディング場所までゆっくり誘導し、ハンドランディング。
よっしゃ〜
まあまあデカいで。
80センチには少し届かず、ランカー未満の78センチ。しかしマッチョな体型でよく引いたぞ、おぬし。
これをすぐにリリースして後続を狙ったが、この後はナーンも無しでした。
はい!
これで気持ち良く帰宅出来るなあ。
無駄な課金欲も無くなり、財布にも優しい、笑
《総括》
今日は無理矢理釣りに行ったものの、やっぱりナギでどうしようもなく、たまたまのベイト回遊に当たりラッキーパンチでドローに持ち込んだ、苦し紛れの微妙な1日でした。
このパターン、再現性はないと思うので、偶然のベイト接岸に出会う事ができた自分の強運に感謝。






