南紀ヒラスズキ3 | 南紀・熊野の地磯で青物とヒラスズキ

南紀・熊野の地磯で青物とヒラスズキ

和歌山県、三重県をホームに楽しく青物やヒラスズキをルアーで釣っています。たまに南の方に遠征に行ってます。

雨です。


まあ、天気予報通りなので、覚悟の上です。

ただし、雨で車中泊は濡れたものの処理など出来ないので、宿を取りました。




ゆっくり寝れるし、タックルの整備も出来るし





洗濯機と乾燥機とシャワーが使い放題なので、なかなか良い宿でした。

ここならまた来ても良いなと思いました。

しかも料金は4000円以下!


朝暗いうちに起きて、ゴソゴソ釣りの用意をして、宿を出る。チェックアウトまでに釣りから帰ってきて、シャワー浴びてからチェックアウトするつもりで、荷物の大半は宿に置きっぱなしにし、釣り道具だけ持ってカッパを着て行きます。


外は、それほど大雨ではないが、そこそこ濡れる程度に雨が降っている。

どこのポイントを見ても釣り人は誰もいない。

(梅雨の雨の日に釣りする物好きは自分くらいだ)

なので、先行者は無いと確信して一番良い条件のところに夜明けとともに入る。


雨の時は、足元の岩が雨で濡れているのか、波が来て濡れているのか、よく見極めて立ち位置を決めないといけない。

足元が波で洗われるような足場は絶対やめた方が良い。

慎重に足場を確認して、最初は青物がいないかと、ポッパーを投げて様子を見る。


うーん、何も無いな。


30分ほど、ポッパーを海水で洗う作業を黙々と続け、『やっぱり青物はおらんわ』と首をふってから、ヒラスズキ狙いにシフトする。


すると、コツコツと何かが当たる。

ヒラスズキや青物ではないことは確かなんだけど、これなんだろう?




と、正体見たり枯れ尾花。

ではなくて、コツコツ当たっていたのはカマスでした。

カマスかぁ、いらんな。とリリースしようとして、、、違和感。


ん!

このカマスはなぜ腹から血を流しているのだ?

噛まれてる?


そうか、カマスをベイトにするプレデターが別にいるということか。


こんな時、カマスっぽいシンペンが有れば良いんだが、あいにくデカイのはシンペンもダイペンも持っていない。


一番シルエットが似てるジェネリック裂波150(笑)にルアーを変え、一発でドン!


フハハハハ!


さらにドン!




ウヒョヒョヒョ〜


カマスが去って行くまで10分ぐらいか?その間は当たりも多く、上記2本を釣ることができた。


このままジェネリック裂波で釣りを続けていたら、ちょこっと岩に当たっただけなのに

バリン!

と簡単にジェネリック裂波が二つに折れて殉職した。ナムナム。


私が言うジェネリック裂波とは、中国かどこかで、裂波の金型からパクって作られたと思われる600円くらいの裂波似のバッタモン。

耐久性はないが、動きは本家とよく似ており、なかなか良い。



この後何箇所か回ったが、バイトしか取れずヒラスズキは追加できなかった。

しかし、こういう時ならではの、ポイントの新規開拓などを行い、有意義に過ごすことができた。

もうさすがに暑いから釣りは休みにしようかなぁ。

高い山に登って涼みたいなぁ、、