ジャンクSPORTSに元プロ野球選手の新庄さんが出ていました。
引退後テレビで観る破天荒過ぎる様子からクスリ疑惑(?)が沸き起こるほどですが、懐かしい選手時代のVTRを観て、改めて常人外れた身体能力とパフォーマンス力だったんだなぁと感心しました。
一見すると調子づいたアホな目立ちたがり屋( ´艸`)のように受け取られがち(?)ですが、そこには高いサービス精神と自分への評価を気にしない器量、
そして、自分勝手のように振る舞っていながら実は根回し済みという気配りと計算高さがありました。
新庄選手というと、敬遠のボールを打ったり、ホームスチールを決めたりというプレーが印象的で、どれも直感によるものかな?と思っていたのですが、
実は、敬遠のボールを打ったのには伏線があって、“以前に敬遠された時に打てそうな気がしたので練習をしていた”そう。
そして“当時の打撃コーチの柏原打撃コーチもかつて敬遠ボールを打ったことがあったので理解を得られ”、当時監督のノムさんと柏原コーチは古くからの師弟関係だった為“監督の許可も下りやすかった”ようで、ちゃんと許可を取った上でのプレーだったそうです。
ホームスチールも、相手バッテリーはかつてのチームメイトでクセを熟知していたので、タイミングを見計らった上でのプレーでした。
数々のパフォーマンスも、最初は怒られ怒られだったのが、だんだんと認められるようになり、それが期待されるまでになっていったとのこと。
集団スポーツですし、1人が突出することに賛否があると思うし、煙たがられたりウザがられたりということも多かったでしょう。
それでも並みの精神なら尻込みしそうなところを貫き続けたメンタルというのは常人ではないと思います。数百万円も自腹切って被り物作ったり…( ´艸`)
確かに新庄が自分で言うように、新庄が辞めて以降、新庄ほどファンサービスに突出している選手はいないですよね。
もちろん、プレーが第一なんですけど、かつてミスターが簡単なゴロをあえて難しそうに捕ったり、わざと大きめのヘルメットをかぶって空振りして飛ばしたり…というように、
選手としてのプレーのさらにその先まで見てるというのは、プロとしての意識の高さなのかな?と…。
そう考えると、改めてすごい選手だったんだなぁ、そういう域の選手なんだなぁと思いました。
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