御茶ノ水での郡司和斗くんの第一歌集「遠い感」の歌評会に参加する。盛況なり。
郡司くんが最後の挨拶で「良かったねだけで終わる歌評会は葬式と同じ」と
発言して尖ったところを見せたけれど、葬式にならずにすんだ歌評会だったと思う。
懇親会はちょっとお疲れ気味だったので会費だけカンパしてパスする。
翌日は午後から世田谷の三限茶屋で20人ほどの朗読会に参加する。
別役実の「眠っちゃいけない子守唄」は面白いセリフ劇、
これは聞いている方よりも演じている方がはるかに面白いだろうなぁ。
昭和の匂いぷんぷんの畳敷きの長方形のせまい公民館みたいな会場、
エアコンも旧タイプのようで室内は酸欠になるような暑さのなかでの朗読劇、
観客も演者も汗だくの小一時間、サウナのなかでの観劇と思えばいいかも。