ヤーノシュ・シュタルケルの生誕100年チェロ・フェステイバルの最終日、

七夕の日にサントリーホールのブルーローズにて

堤剛/1番、マルティナ・シューカン/4番、マーク・コソヴァー/5番、

マルク・コッペイ/3番、オーレ・アカホシ/2番、ヤン・ソンウォン/6番、

六人のチェロリストによるバッハの無伴奏チェロ組曲の弾きつなぎ、

アンコールは6人全員でのカザルスの「鳥の歌」を聴かせてくれた。

 

カミさんは3番を弾いた色男のマルク・コッペイが良かったという。

もちろん、顔ではなくチェロの音色でのことだと思う。

 

13日の土曜日は紀尾井ホールにて宮城敬雄さんの80歳記念コンサート、

宮城さんが記されたプログラムには、シューベルトの交響曲「未完成」は限りなく透明、

清純で優しく美しく、また限りなく不安、孤独、葛藤、淋しさに満ちた交響曲とある。

 

オーボエ渡辺克也さんとのモーツァルトのオーボエ協奏曲K314

 

ブラームスの交響曲第1番、

ベルリン・フィルでソロクラリネットを27年間勤めたカール・ライスターの

「ブラームスはその音楽を理解するために長い時の流れを必要とします。彼の音楽の内容は自分の人生を通して体験しなければ理解できないような要素を含んでいます。私は49歳ですが、わずか20歳のころにブラームスの音楽と人生を理解していたとはとても思えません。ブラームスの音楽に対する理解は年齢と共に変わっていき、年齢と共に違った愛し方をするでしょう」という言葉を引用して、80歳になる今の私も15歳のとき初めてこの交響曲を

クーベリック指揮のウィーン・フィルのLPで聴いて感動して以来、

その時々で様々な演奏に接し、様々な感じ方をしてきました。と記している。

 

 

アンコールはフラッシュ無しの写真撮影は構いませんよとの声がけ、

ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「春の声」

ヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」