今年も青森ねぶたの手伝いに出かけていたカミさんが帰ってきた。
フクがうるさく鳴くのは小言の多いカミさんの真似をしているようだ。
ボクとフクとの一週間の生活は穏やかなものでフクがゲロをしたのは
リビングの敷布とカミさんのベッド上のタオルケットでの二回だけ、
ゲロをしたときは気恥ずかしいのか申し訳ないという顔をするけれど
トイレで用を足したときはさっさと片付けろと命令するように鳴く。
家に連れてきて15年になるからそこそこのおばあさん猫になった。
年をとると堪え性がなくなるのは人と同じで食事内容への文句と
肩や腰のマッサージを求めてボクにすり寄ってくることが多くなった。