深夜に東京大阪間を運転した疲れがでたのか、体調を崩す。

熱に弱いので体温計が38度を超えるとヘロヘロになってしまう。

日曜日に新宿御苑の近くでMさんの歌集批評会があったのだけれど

前半のパネリストのみで退席、その後の懇親会の中華料理は断念する。

大阪で39度の熱があったときでも解熱用の坐薬を挿入して

焼肉を食べにいった食いしん坊の矜持は過去の栄光となってしまった。

それを寂しいとは思うまい。歳をかさねるというのはこういうことなのだろう。

 

 

熱の下がらないままに友人と浦和の中村屋の鰻重を食べにいく。

喉の痛みと身体のだるさでいつもの美味しさが感じられない。

それでも鰻重効果なのだろう、翌日はかなり身体が楽になって

上野の東京文化会館にてリッカルド・ムーティー指揮の「アイーダ」を堪能、

自分の懐具合とチケット料金の帳尻を合わせるのは悩ましいのだけれど

今回は三階席の右側のC席で見たのだけれど見終われば

金銭価値を超えたところで十分に満足のいく演奏だった。

 

 

ちなみに同じ18,000円の料金で歌舞伎座の一等席を買い求めることができる。

二階桟敷の一等席はテーブルがついているのでお弁当を食べるには都合がいい。