大阪での展示会で設営から撤去までの五泊六日、

会期中の暇な二日間は国立文楽劇場で文楽三昧、

 

 

 

一日目に第三部の「平家女護島」の俊寛と「伊達娘恋緋鹿子」のお七、

二日目は第一部の「近頃河原の逹引」を下手の一幕見席で見たけれど

この席が下手な一等席よりもよっぽど見やすい席でクセになりそうだ。

左桟敷後方一幕見席からずずずっと前に寄った席で第二部に「伽羅先代萩」

空腹を我慢する子の健気さが眼目なれども食いしん坊のボクには面白くない話だ。

 

 

でも大阪で聴く義太夫や三味線は写真のたこ焼き同様に大阪の空気感が

ホイップされて身体に伝播してくるので美味しさが増すような気がする。

 

写真はなんばウォークの会津屋の元祖たこ焼きと元祖ラジオ焼きのセット、

なにがラジオなのかはわからないけれどスジとこんにゃくが入っていて

たこ焼きの前身とメニューにあるも、食後感としては前身は前身でしかない。