自 由リキシのそばにいるようになって生まれてはじめて心から安心しこの上なく自由を感じている。彼は私の恋人であり兄であり父でもある。時には親友で時には弟にも。先生でもあり共犯者でもあり。そしてわたしは彼の恋人であり妹で、母で、親友で。そしてなんとなく彼は、わたしになってわたしは、彼になっていっているように思う。そんなことをわたしは母親をさぼった朝眠るリキシのそばでおはようを言うまえに考えている。