家路に向かう
電車の中で
このブログを読んで
くださる人もいるんだろうか。
3月まで私も
その車中の人だった。
「会社辞めたいなぁ」
「辞めたらどんな風かなぁ」
そんなことを車窓にうつる
自分を見ながら
つり革につかまって
つらつら考えてばかりいた。
そして私は、会社を辞めてみた。
会社を辞めたばかりの頃
よく会社の夢をみていた。
会社を辞めている立場
という認識があるのに、
会社に出て行って
プレゼン前の書類のチェックをし
「これでは負けてしまうわよ」
と言いながら、クライアントの
責任者に根回し、耳打ちし
勝利をつかみ取ろうとしている私。
や、同じく。
会社を辞めている立場
という認識があるのに、
会社に出て行って
デスクに座ってぼーっと
していたら、誰かがやってきて
「あら、ごめんなさい
辞めたのにね、わたし」
と言って荷物をまとめていたりする。
という夢。
夏が過ぎて、今
会社の夢はみなくなった。
時々連絡が入ってきた
後輩からの連絡もなくなった。
私には“曜日”の感覚がなくなり
今日が水曜日でも、木曜日でも
さして、重要ではなくなった。
楽しい?と聞くならば
すこぶる楽しいし
孤独か?と聞くならば
とても孤独だと答えるだろう。
何者でもない自分になる
というのは存外強くないと
出来ないもので
私は今自分が強いのか
弱いのかまだわからないでいる。
リキシに言わせれば
お気楽で楽しそうだと。
もしあなたが、会社を辞めたなら。
次の春が来るころ、
こんな気分ではなかろうか?
燃え尽きて辞めたなら
後悔や未練というのは
驚くほどないのも不思議。
会社を辞めて半年目。
あの頃と違う自分になった
ような気がする。