我帰す。 | 祈るまえに、恋をして。

祈るまえに、恋をして。

ときどきぽつりと更新。

つかのまの、家出から
今日帰宅した。

昨日、今日。
会社を辞めているのだから
長い連休、夏休みなはずなのに
久々大連休を味わうような。

何を目的にするでもなく
昼すぎに家を出て
遠くに、うなぎなんぞ食べに行き

行こうと思っていた個展が
今日最終日で早じまいだと
うなぎ屋でビール片手に気づく。

あまりの酷暑に
珍しくかき氷など食べたくなり
おされな喫茶店を探すも満席。

そこに偶然、
古い菓子屋が“氷”の暖簾をさげており、
リキシが暑さに我慢ならず
ここにしようと言うので恐る恐る入ってみた。

この酷暑に冷房がない、
商品がかなり駄目になっていそうな
さらにアリエッティの心配もあるお店。

そんな時間。

ふと、この年齢まで
子供がいないまま
この人にめぐりあっていたら。
子供に束縛されない人生とは
どのようなものだろうと
考えていたりする。

氷をしゃりしゃりと崩しながら
女は殊更最後には、
生む性を幸せと言うけれど
子を産まない人生もまた
素敵なものの連続のように
思いながら
リキシと同じスピードで
かき氷を完食した。

宇治金時。
おされな店よりおいしかったのよ。