最近、MMSEで23点から26点の微妙なラインの人には、必要に応じてMoCA-Jという認知検査を取り入れている。

MMSEより難易度が高く、やってみると結構たいへん。でも所要時間は長くて20分。


長谷川やMMSEに比べると認知度が低いので、Nsはもちろん、PTOTも知らない人が多いと思う。



さて最近、高次脳と吃音の本を買ったので読んでいます。

両方とも翻訳版。吃音は今間接法をメインに学んでいるので、直説法を学ぶために、参考まで。

ここ1年、大学病院で働いていて思うこと。

患者さんの行く末、そして自分の未来のこと。


平均在院日数2週間だと、患者さんはどんどん退院してゆく。

これが普通。中には、リハビリ始まって翌日退院、転院、なんていうのはザラ。

これから良くなるのに!もっと支援が必要なのに!って人たちが、去ってゆく…。


この中に慣れてしまうと、1ヶ月、2ヶ月入院している患者さんに対して「まだ転院しないのかな…」なーんて思ってしまうこともしばしば。

リハビリスタッフのなかには、「リハ介入期間が長くなると、患者さんと話すこと(話題)がなくなるよね」なんてことを言うひとも・・・。


でもリハビリって、家に帰すまで見るのが本来のありかたのはず。

家に帰ったあとも、家族や患者さんを支援するべき存在のはず。


超急性期病院は、こういうかかわりができない。

転院先の病院から手紙が来ることも稀で、どんな転帰をたどるのかが見えない。

時々、退院した患者さんから手紙がくることもあるけどね。


そこで私は来年度、大学病院を非常勤にして、民間の病院で働いてみることにしました。

まだ研究途中だったり、すでに抄録だしちゃった学会もあるので、大学との縁は切らず。

少し視野を広げることにしました。


それから、兼ねてから興味のあった吃音の分野をボチボチ勉強したいと思ってます。


毎日毎日思うのは、
自分が医者だったらな…ってこと。

何をしていても、何かをしようとするときにも、

資格の壁ってやつにぶつかる。


大学病院だからなのかも知れない。こんなにも壁が高いと感じるのは。
学生の時には感じなかった、「医師の指示のもと」という縛り。

自分で診断して、自分で治療ができる、そんな当たり前のことができない。

回復期の病院は、違うのかな。。。