子宮頸菅無力症について調べると
大体の方が手術を受けていることが見受けられ、私と同じ境遇の方は見つからなかった。
感染症の数値を下げるために抗生剤の点滴を1日に三回するが、すぐに数値が激減する
訳ではない。
また、週数が22週を迫っていたこともあり
子宮の大きさ等から考えても手術は回避する方向を告げられた。
縛れば、もしかしたら30週も越せるかも
という期待は見事に打ち砕かれた。
縛る方向はもう無理なのかとモヤモヤ考えていたが、医師が見極めたことなら仕方ないなと腹をくくっても、縛らない状態でどこまでもつのかと頭から離れない…
結局この不安は入院中、ずっとずっと頭にこびりついて離れなかった。
夕方になり、兄が大阪からお見舞いに駆けつけてくれた。
兄は医師なので、今回の事態も大体の全貌は把握していたが、私たちが今後直面し、もっとも最悪な結末までをしっかり説明してくれた。
まだ21週5日で流産にあたること。
※今出てきても積極的な救命はしない
生産期までもたせるのは不可能に近く、私の状態では今、破水してもおかしくないということ。
この周期で出産した場合の生存率。
後遺症としての障害、今後の生活について
様々なことを話してくれた。
私は医療従事者ではないが、医療に携わる身なので大体のことは搬送された時に予想はしていたが、身内に言われると涙が出そうになった。
でも、こんな辛い話をしてくれた兄が目をほんのり赤くさせていたので泣くわけにはいかないと、これまた意地を張る私。
帝王切開となった場合の次の出産へのリスクを含めて、もう一度主治医と今後の話をした方が良いとアドバイスを受け、兄は帰っていった。
正直、この時にこの話を兄がしてくれなかったら覚悟も決まらなかったと思う。
頑張って入院生活乗りきろう!としたところで、今後待ち受けている壁にぶち当たることも知らずに臨むのとそうでないのとは心構えがまず違う。
また、私たち夫婦がお腹の子と真剣に向き合うきっかけを作ってくれたことに本当に感謝しています。
出産後の生活についてまでしっかりと理解した上で臨んで欲しいとの兄の気持ちをしっかりと受け止め、主治医の話を聞いた。
呼吸器系の生涯、目の障害、心臓などの臓器の障害など言い出せばきりがない。
でも、ひとつひとつを確認できて、ようやく私たちも覚悟が決まり、それでも生みたいと思うことが出来た。
酷なことを伝える立場にあえてなってくれた兄に感謝です。
本当にありがとう。