毎年この時期になると、日本の大学入試にさっぱり合格できないというご相談をいただきます。そこで私は、海外大学の選択肢をご紹介しています。
日本と海外の大学出願について、とにかく大きな違いがたくさんあります。
2年前のイベントでご紹介したのですが、国内外の大学受験は時期も学費も出願方法もまったく違います。
この情報を知っている家庭と知らない家庭では、子どもの人生もまったく違うものになっていきます。
昔ながらの日本の大学受験しかやっていない人たちは、日本よりも上位ランクなのに簡単に入学できる海外大学を知らないまま、世界では3ケタのランキングの大学だけをもう一度受験しようと1年分の予備校費用を支払っています。
おそらく日本の高校3年生の半数ぐらいが昔ながらの浪人生活を送っています。
大学で研究したいことを少しでも早く始めるためには、海外大学のことをもっと知るべきだと思います。海外の大学は日本の大学と比べて、30歳以上の大人や高齢者までもたくさん通っています。
経済面
海外大学を考えない理由は、お金のことも関係あると思います。
確かに卒業学位のために留学するのであれば、年間学費は日本の私立大学よりも高額になります。しかし、海外大学には多様な支払い方法があるのです。
例えば、単位ごとに受講できる、入学金がない、受験料もない、取得単位は他大や他専攻でも認められる、などです。また、入学金などがないことで、1学期だけ、1講座だけのお試し入学だって可能なわけです。
語学面
日本の大学受験を勉強している高校生であれば、英検3級程度の語学力はあると思います。高校で極端に英語の成績が悪いならば、海外大学の進学準備として、英検3級程度の勉強は必要と思われます。
日本の大学では入試で英語を落とすこともありますが、海外の大学は勉強する学生を育てる教育機関なのですから、留学生向けの語学講座だってある大学も多いです。最初は語学の1講座だけ試しに受講することだってできるのです。
海外大学の情報収集
日本の予備校を考えているご家庭のみなさん、予備校を申し込む前に留学フェアや個別相談に行ってみることをお勧めします。
海外の大学は、空きがあればいつでも出願できます。
「秋入学で半年遅れるんでしょう?」なんてことばかりでは、ありません。そもそも入学式なんてありませんので。オリエンテーションは一斉にもありますが、個別でも対応してもらえます。
民間の留学エージェントによっては、面倒くさがって、秋入学をすすめてくるかもしれません。お子さんの貴重な青春時代ですから、大学のアドミッションオフィスにどんどん相談してみてください。
こちらのブログでまた少しずつ、どれだけ海外大学の受験が日本より簡単で楽で、柔軟性があるのかをご紹介していきます。
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