ビバ☆ゼロ金利 | 「かわいい子とは、世界を旅せよ」12才からの海外ボーディングスクール

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「衣食住」の中でも住宅というのは本当に特殊な買い物である。


Noblesse oblige

どれも不可欠なのに、衣類や食費のための特別ローンというのはない。


しかし、住宅はその金額が大きいのと、金融機関もそれに価値があると思うからこそ、低い金利で貸してくれる。


とくに最近のゼロ金利は「預けるより遣うべし」という時流であり、市場価格が安い上に、ゼロ金利ときているから、「一生のうちでいつか家を買いたい」と思っている人には、絶好のチャンスだと思う。


私は投資のためというより、運用のために不動産と付き合わざるを得ない状況にいるのだが、「大きな買い物」というのは、子どもがお小遣いを持って、好きなものを買いに行く気分とはまったく違う。


たとえば100円マックを買うだけでも、店員さんは笑顔で「ありがとうございました!」と言ってくれるが、日本で大きな買い物をするときというのは、疑心暗鬼で、尋問みたいなことをいろいろな人からされて、

「おまえ、本当に買えるのか?」

「ちゃんと身元や収入を保証できるのか?」

「ほかに誰がおまえを信用してくれるのか?」

ということばかりである。。。


これは日本人のお金に対する「感性」だと思う。


欧米の金銭感覚は、性悪説にもとづいているので、逆からアプローチするのだ。

「どうせあなたは払えないから、こういう保証をつけなさい」

「どうせ身元や収入なんて保証してもらえないから、ここに契約しなさい」

「あなたのことを信用する気なんてないから、これだけ支払いなさい」

ということである。。。


私がお客になるなら、この欧米スタイルのほうが好きである。


彼らの要求する条件をクリアすれば、彼らは笑顔で「お客さん、ありがとう!」と言ってくれる。


日本は、減算方式なので、「いらっしゃいませ」の笑顔が次第に失われていくばかりなのだ。

入り口ではお客様だったはずなのだが、徐々に

「なんだ、お金持ってないじゃん」

「買う気がなかったんだ」

「誰も保証してくれないじゃん」

となっていって、店員の表情が厳しくなっていく。


そうしてやっとの思いで、お客らしい身分として認めてもらって「買わせていただく」スタイルだと思う。。。

これは、景気の良し悪しに関わらず、あまり変わらない。


そのため、私は日本での大きな買い物が好きではないが、運用のためにやらざるを得ない。


高金利なローンなら、「いつもありがとうございます!またご利用くださいね☆」なんて言われることもあるかもしれないけれども、ゼロ金利ローンなんてのは、客のほうが選ばれるほうになるから、たいへんである。


小市民の感性としては、とにかく凹む買い物なのだが、それでもゼロ金利は見逃せません。


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