日に日に幼児連れが増えてきたけれど、来週はいよいよ小学生も押し寄せてくる。
フリーペーパーには「日本語でどうぞ」の広告がいっぱい。
しかしいくら日本語が通じるとしても、日本式のサービスは受けられない。
日本式というのは「お客様のほうがエライ」ってこと。外国ではこれはあまり通用しない。
日本では当たり前になっていないことだが、売買する人間同士は、本来は平等なのだ。
売る方は小さいころから自信をもってサービスを提供するスキルを持っているし、買う方は、そのサービスがどれくらいの価値なのかを決める責任を持っている。
日本人は「税サ込み」の習慣なので、サービスの良し悪しだけを評価することに慣れていないし、買うか買わないか以外に、交渉するのを避けることが多い。
つまりおとなしい→
不満をこまごまと指摘しない→
黙ってお金を払ってくれる→
良いカモである
ならば「日本語でどうぞ」で簡単に円を巻き上げましょう、という悪知恵ぐらいははたらく。
これが日本の高齢者を狙った詐欺と似ていると感じるなら、日本人は外国人より弱い金持ちだと思われていることになる。
旅先の解放的な気分であっても、振り込め詐欺と同じように「NO」と言えないのはアブなすぎる。
相手がどうしても強気だったら、もうひとつサービスしてもらうことをおすすめしたい。
外国でも言葉が通じなくてもタダで受けられるサービスって案外多いものだ。日本にいるときも図書館で涼んだり、電気屋さんでテレビを観れたり、デパ地下で試食できるのと同じように。
日本の外交もたかられるばかりで、AをおまけしてくれないならBを、BもだめならCをと代案を交渉できるような、買う方の責任能力が欠落しているような気がする。
売る側の「負けない」に、買う側は負けないで、良い買い物をしたいものである。
夕飯は肉じゃが、アボカドサラダ、もずくスープ、ごはん。