日本の教育はアラ探しとかダメ出しっぽいところがあって、
クラスメイトの健闘をたたえるとか、小さな賞を贈るといったことを「特別扱いになる」と敬遠する。
海外の子育てでは、なにかと表彰してやって、家族も地域も学校もその子の良さを認めるシーンがあるので、子供たちも小さいころからえらく自信満々に見える。
この冬は、子供たちがいくつかのスキーレースに参戦してみたが、スキーレースにもジュニアオリンピックの選考を兼ねたようなすごい大会もあれば、地域のおまつり的なものもある。
私自身が、学生時代にエントリーした草大会にも、ヘルメットも着けないほどのお手軽なものがあって、それでも表彰されたりメダル、賞品などがもらえるので、スキーに詳しくない人たちにはウマそうに聞こえるし、自分も大いに盛り上がる。
根っから、そういうバカバカしい演出が好きなのだ。
いくつかのレースに出場する前に、「この大会では何を目指すのか」を親子で確認する。
もちろんどれも全力で優勝できれば良いが、3年生が5年生と同じクラスのレースでは、ハナっから表彰台が無理なこともある。
漠然と「全力でがんばれ」では、表彰されなかったときの子供のショックが大きすぎる。
ある程度、親が大会の規模やレベルを踏まえて「10位以内を目指そう」とか「3年生で1位になろう」「常連のライバルを今回は抜こう」「ラップタイムから何秒以内で滑ろう」という設定にしてあげると、手ごわいレースでもビリに近くても達成感を味わえる。
子供なりに努力したにもかかわらず、挫折感、劣等感を持たせてしまうと、自信喪失するし向上心も萎える。
じつは同じような作戦で、「ちょっとだけ努力すれば入賞できるピアノコンクール」を教えてもらった。年齢の関係で、我が子は今年かぎりのワンチャンス。
ただし万一、全国決勝まで残ると夏休み返上となってしまうので、ほどほどに気持ちのイイところで切り上げたい・・・なんて親の都合、今年は猛暑&水不足になりそうだし。
小学生大会もたくさんありそうなものだけど、意外に日程や学年の制限があって、一発勝負でリベンジできない。
大人は仕込みを慎重に、かつ本人をベストコンディションで臨ませないと、なかなか日本人に褒めてもらえるような結果は出せないねェ。