ラス前はとってもファンキー『祭りはラッパッパ』



考えてんだか、考えてないんだか、わからないタイトルに勢い任せのファンク風ですが、印象的なのはムクちゃんのチョッパーベース。『人気者で行こう』の多くの曲でベースの存在を強く感じる、というのが私の大いなる感想なのですが、この曲も関口さんの頑張り無くしてとても語れないと言ったところでしょうか。



そして藤井丈司さんが手掛けたと思われるヘリコプターの音のような効果音。こういうのをコンピュータープログラミングというのか、シークエンサーというのか、はたまた打ち込みというのか、私にはよく分からないのですが、これはこれでこの曲を構成する需要な一要素になっていると思います。




少し大袈裟かもしれませんが、フィジカルとデジタルの融合っていうんでしょうかねー



この『人気者で行こう』ってアルバム自体がその2つの要素を共存させようとした結果、だと思うんですよ、私は。生身の人間が渾身の力で叩き出した音を、デジタルの器材ででさまざまに加工し、適切かつ適度な装飾を施していく…



サザンは基本的に前衛的なバンドではないですが、『綺麗』から『KAMAKURA』までの期間はかなり音作りにおいて攻めていた時期でしたよね。ことさら時代の先端を目指す!みたいな態度ではないものの、少しだけ先を見据えていると言うか。







別の話になりますが、この曲のもう一つの魅力が、原さんの存在です!


ジェンダー平等が騒がれる昨今、その表現はいかがなものかと言われてしまいそうですが、私はあえて言いたい!!これぞまさしく"男勝り"!


間奏のとこのキーボードとピアノの入り混じった演奏のスピード感といい、♪ああ、もう、どうならこうなれ、お後は野となれ山となれったら ALL NIGHT LONG!のとこのコーラスといい…もうホントに原さん、素敵❤️


桑田さんの魅力の一つが、なぜか共感を呼ぶ"女々しさ"だとすれば原さんの魅力はその対極にある"姉御肌"的な部分なんじゃないかと推察したりもしております。原さんは普段、全然そんな感じじゃないのも良いんですよね。いつもは女性っぽさ満開の柔らか〜い感じがするのに、バンド、音楽となると豹変する(こともある)っていうところがね。



さあさあ、いよいよ『人気者で行こう』全曲レビューも大詰めです。まさしく…


おあとは野となれ山となれったらオー、ナイッ、ロ〜ング!