
現在、床掘中です。

先日、同じく桜ヶ丘のM様邸紹介で捨コンの内容を書かせていただきましたが、
こちらは捨コンより前の段階です。

周りの木枠は、遣り方(やりかた)と言いまして、GL(地面の高さ)から一定の高さを
抽出し、ポイントに直線を引くための工事です。
写真をよく見ますと、黄色い線が張ってあります。色々な基準に直線を引いています。
一見しますと、ただ現場を囲っているようですが、大変重要な役割を持っています。

掘った地面にこれから捨コンを打つのですが、捨コン前にも砂利をしきつめて
慣らし固めます。転圧という作業ですが、よく工事現場でダダダダダダダ
と地面を叩いている機械をみかけますが、あれはランマーという機械で
このランマーで転圧をかけます。
ランマーは慣れた方は見た目には簡単そうに操作していますが、不慣れな人が
使用しますとあっちこっちに走ります。それを抑えるために全身に力が入り、
つま先を踏まれないように気を遣い、なにより慣れない大きな振動に
10分もすればくたくたになってしまいます。
写真をよく見ますと砂利の部分に何か刺さっていますが、
これは鉄筋を刺しており、この鉄筋が隠れる高さに捨コンを打つのです。
つまりこの一連の作業は、
「地面に墨を引くために打つ捨コンを打つためにする」作業なのです
建築は一見遠回りのような作業が数多くありますが、正確な施工のためには
すべてが必要な作業なのです