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cf. about figure skating

フィギュアスケートについて、
気づいたことや考えたこと&調べたことあれこれを書いていきたいと思います。そして、一日も早く、公平公正なジャッジがなされるように願っております。

選手たちがプログラムで使用した曲を、

オリジナル音源のフルバージョンで聞いてみたい!

……というファンは多いのではないでしょうか。

少なくとも、私はそうです。


でも、困ったことに、使用曲の詳細(オリジナル音源)について、

ISUのプロファイルやオフィシャルサイトで紹介してくれる選手は、

意外と少ない、気がします……。


この、「プログラム使用曲」というタイトルの記事では、

私が、個人的に、

「コレがオリジナル音源かな?」と思ったものを紹介します。


ファンの方々、それぞれ探していらっしゃるでしょうし、

「大きなお世話」かな……とも考えたのですが、

もし、ほんの少しでも、参考になれば幸いです。


私が探した曲は、

主に、2004/05~現在までのもので、

記事に書いていくのは、時系列にそってではなく、

けっこうランダムになってしまいますが、その点はご了承ください。


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<2011/12>


・カロリーナ・コストナー(Carolina Kostner):イタリア(ITA)


FS:ピアノ協奏曲第23番 (Piano Concerto No23 in A K.488)/モーツァルト(Mozart)

演奏者はファジル・サイ(Fazil Say)のものが似ていると思います。


・ステファン・ランビエール(Stephane Lambiel):スイス(SUI)


EX:前奏曲第5番ト短調 (Prelude in G Minor Op.23-5)/ラフマニノフ(Rakhmaninov)

演奏者はラン・ラン(Lang Lang)のものが似ていると思います。


・ミハル・ブレジナ(Michal Brezina):チェコ(CZE)


SP:「弓ヶ浜」+「Lion」/鼓童

「Best of Kodo」というCDに2曲とも収録されています。


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自分で選曲なさっている場合はもちろん、

振付師が選んだ曲でも、その振付師に訊けば、

絶対に演奏者(オリジナル音源)の情報はわかるはずなので、

選手/スケーターの皆様、

出来れば曲の詳細な情報をオフィシャルサイトまたはISUのプロファイルに

掲載していただけると嬉しいのですが……。


もうすぐ、

フィギュアスケートのGPシリーズが開幕します。


これから、

色々なメディアが、色々なことを言い出すのでしょう。


今回は、

昨シーズン(2012/13)、私が特に驚かされた、

朝日新聞の予知能力をご紹介しましょう。


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それは、

昨シーズン(2012/13)も終盤の、四大陸選手権間近のことでした……。


朝日新聞に、


突然、


「デニス・テン(カザフスタン)が表彰台候補!」


……との記事が出たのです……。


さらに、


「それ以外には見るべき選手はいない」とまで書かれているのです……。


一体、

朝日新聞は何を根拠にそんな記事を載せたのでしょう?


GPシリーズで表彰台経験のあるナン・ソン(中国)や、

世界ジュニアチャンピオンのハン・ヤン(中国)、

全米王者のマックス・アーロン(USA)、

SP・FSで5回の4回転を跳ぶ、ケビン・レイノルズ(カナダ)、

その時点までに、デニス・テンより良い成績やスコアを獲得した選手が

複数いたにもかかわらず、何故、そんなことが言えたのでしょう。


結果的に、

デニス・テン(カザフスタン)は世界選手権で表彰台に乗ったので、

朝日新聞の予言は見事に的中したわけです。


……不思議です。


「パトリック・チャンが優勝候補の一人」と書くのとは、わけがちがいます。


一体どこからそんな情報を手に入れたのでしょうか?


そもそも、

スポーツの競技会の結果が、そこまで正確に予想できるのでしょうか?


陸上競技や野球やテニスやサッカーでは、おそらく、

どんなに情報分析に優れた人が予想しても、「番狂わせ」というのが起こるでしょう。


でも、この朝日新聞の記事は、

「番狂わせ」が起こることを、事前に、正確に、予想したのです。


……そんなことが、可能でしょうか?


私は、そこに、何かとても不自然なものを感じます。


後日談として、

昨シーズン(2012/13)終了後、朝日新聞に、


「電通がソチ五輪放映権をカザフスタンに売る際の代理店に決まった」

……という内容の記事がでました。


つまり、ソチ五輪放映権を売買する際、


IOC(ソチ五輪放映権)

 ↓

電通(代理店)

 ↓

カザフスタンのテレビ局


と、いうルートをとおることになるのでしょう。


ISUと日本スケート連盟の癒着ぶりや、

日本スケート連盟と電通の関係などを考えると、


……色々裏事情を想像したくなります。


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さあ、

今シーズン(2013/14)、予知能力を持つ朝日新聞には、

どんな内容の記事が載るのでしょうか。


ちょっとドキドキしながら待っています。


PS:

私は、朝日新聞の後藤さんのフィギュアスケート関連記事が結構好きです。

今回は、

ちょっとわき道にそれた記事なんですが、

個人的にどうしても書いておきたかったので、Upします。


ステファン・ランビエール氏についてです。


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昔(~2010年バンクーバー五輪頃)は、

彼の演技になぜ高得点が出ないのか、不思議だったんです。


でも、最近(2010年~2013年)、

いろいろ……といっても独学ですが……調べているうちに、

彼の演技に対して、ジャッジの評価がわかれていた理由が、

なんとなく、わかったような気がします。


ステファン・ランビエール氏の技術は、

ほとんどが我流のもので、


多分、


「間違ってはいない(言葉の定義とずれてはいない)けれど、

決して、正しくはない」というものだったのではないでしょうか。


だから、


ジェフリー・バトル氏*は、

ISUの模範演技者に選ばれたけれど、


ステファン・ランビエール氏は、

技術見本になれなかった、


……のではないか、というのが私の見解です。


*バトル氏に限らず、カナダのトップに立つ選手は、

ルールどおり、定義どおりの技術・演技が実行できること、

を基準に選ばれているようです。


<スピンについて>


ランビエール氏は、

特に<スピン>について、すごい、という定評があったわけですが、


これも実は「?」がつくようになりました。


ランビエール氏の演技をよく見てみると、


もしかしたら、

スピンの技術の質も、あまり良くなかったのかもしれません。


ジェフリー・バトル氏とランビエール氏が同じ試合にいるときは、

必ずといっていいほど、

バトル氏のスピンのほうをGOEで高く評価しているジャッジがいました。


そして、

実は、彼は、スピンのバリエーションがそれほど多い選手ではありません。


今、一番、スピンのバリエーションを多く披露している選手は、

おそらく、

パトリック・チャン選手(カナダ)とアシュリー・ワグナー選手(USA)です*。


*アリッサ・シズニー選手(USA)も「スピンならなんでも得意」との発言があり、

EXプログラム「Dancing with myself」を見ると、

この2選手に匹敵するバリエーションを持っているのかもしれないと推測はできます。


回転速度に関しても、

パトリック・チャン選手が「Mannish Boy」*の最後で見せた高速スピンは、

ランビエール氏の最盛期のものに匹敵するほどのものになっています。


*「All Japan Medalists on Ice 2011」(大阪)の際の演技


ついでに、

スピンの際のエッジコントロールや、

姿勢を変化させても速度がほとんど変わらないところからすると、

パトリック・チャン選手のスピンのほうが、

ランビエール氏より上なのではないか、と私は思います。


<コーチ・振付師としてのステファン・ランビエール>


上記の↑のように、

ステファン・ランビエール氏について、

その技術に「?」がたくさんついてしまうようになった私としては、

彼がコーチや振付師をしていることについて、

かなり不安を感じています。


エリザベータ・トゥクタミシェワ選手やアルトゥール・ガチンスキー選手が

伸び悩んでいる原因が彼のせいでなければよいのですが。


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以前にUpした、

<Absolute Hearing>を持っているかもしれないスケーターとは、

ステファン・ランビエール氏のことではありません。


<北極星(Polaris)>は、

ランビエール氏の対極の方です。


ついでに、

<Mr. White Rose>も<ハートのジャック(Mr. Knave of Hearts)>も

ランビエール氏のことではありません。


六羽の白鳥(Six Swans)の中に、

ステファン・ランビエール氏は含まれておりません。


私の記事から、

色々推測してくださる方も、もしかしたらいるかもしれませんので、

誤解されぬよう、これだけは明言しておきます。