日本の皆様、おはようございます。
本日も製作日記。
昨日のブログでも触れていたフィオル ダ フィオーレ
シリーズのリングを黙々と作る日々。
今日は、こちらができるまでの工程を簡単に説明してみたいと思います。
まずは、鋳造から上がって来たパーツを綺麗にやすりが決してばりを取り、リングのサイズなどを調整しから、2パーツをロウ付けする。
写真左側の白っぽい方が、ロウ付け後、酸につけた直後のもの。右側はすでに彫りが施してありますが、
右の状態になるまでに
左のものを紙やすりをかけて整えて、ピカピカに磨いて、
それから彫りの工程に入って行く。
こちらが彫り進んでいる途中の様子。
四種類ほどのタガネを用いて、細々とした作業をこなして行く。
そして、大方の彫りが終わった時点で、さらに磨いて石留め職人の元へ持って行く。
本来は彫りが最終工程であるが、これは試行錯誤の末、先に石留めを終えた方が良いということが分かり、このシリーズは通常の例外として、石留めを後に持って来ている。
石が入った後、縁の部分に最後の彫り、絹地仕上げを施して、完成となる。
彫りの時、どういう状態だと彫りやすいかということも、試行錯誤を繰り返しつつ、色々と試して、ベストのパターンを見出す。
何事もそうであるが、
改良の繰り返しである。
改良することで、時短になったり、美しく仕上がったり
と、
ささやかな進歩が見られる。
彫金もテニスも満足することなく、
飽くなき探究を続けていきたい。
昨日より今日、今日より明日と
生きて行く限り、今日という日が、今までで一番の領域に達するように楽しく、努力していきたい。
皆様の今日が、唯一無二の素敵な一日となりますように!
それでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Kaoruko Nakashima がフィレンツェで制作しているハンドメイドジュエリーにご興味がおありの方はどうぞこちらをご覧ください。
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