天気を味方につけて行動し、全豪オープンテニスで感動する | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

今週は、雨降り続きのフィレンツェ。


雹が降ったり、氷雨に近いような雨が降る気温の低い日々が続く。


そんな中私がテニスレッスンや🎾、フィレンツェ近郊のバーニョ ア リーポリ市のメッキ工場へ行く時は、お日様も出ていて、自転車でうろついても、なんら問題はない。


なんだか、いつもついているので、さくさくとことをこなす。


ママ友たちからは

「朝8時半からのレッスンに、ミケランジェロ広場下のコートまで自転車で行くの!」

と驚かれるが、


本人は至って普通。

15分ほど走れば着くので、確かに上り坂は少々きついが、それも運動の一環である。

そしてお天気も味方してくれる。


その後、1時間から1時間半のテニスレッスンをこなす。




夕方のフィレンツェは曇天。





ほんのさっきまで雨が降っていたので、レーザーロウ付の工房に行くのは明日にしようかと思っていたところを、


えいやっと、向かったわけだ。





今日のうちに工房に行って、良かったのは、


明日の朝には余裕で、出来上がると思っていたロウ付けが、

明日の夕方と言われたので、

持って行くのが一日遅ければ、へたをすると来週受け取りになっていたかもしれない。


やっぱり、さっさと動くに限る。


この工房へ行く前までは、全豪オープンのアンディー マーレーとコキナキスの試合を見ていた。



しかし、いくらマーレーが挽回してももう無理だろうな。


何せこの前のベレッティーニとの試合もフルセットを戦っていて、36歳で膝に鋼?が入っている彼は、いくらNo. 1の時代があったとしても、もう過去の選手だと、私の中ではカテゴライズされていた。


1回戦とか、時々、調子が良い時は、往年の冴えたプレーで勝つのだが、その次が続かない。


対ベレッティーニ戦がまさにそうだったので、お次はもう体力がないだろうと見ていた。


なので、セットカウント0-2で負けていたところから1-2になったところで、もう十分だよね。

という気持ちだった。


工房から帰ってきて再びチャンネルをつけると、第5セット、ゲームカウント3ー3だった。


いやはやマーレーは、フルセットまで持ち込んでいた。


そこからもブレイクしたり、されそうになりながらもお互いがキープして5-5。


もうスーパータイブレークだろうなと思っていたところ、コキナキスのサービスゲームで、マーレーがリードしてブレイクポイントを握る。


ブレイクポイントだらけで、デュースを繰り返していて、1ゲームの時間は7分とか10分とかばかりだった。

この消耗戦の終盤でマーレーがブレイクする。


もしかすると、もしかするかも!

そう思いながらマーレーのサービスゲームを見守る。


もう顔を見ていても、どっちが勝つか推測できるほど、

コキナキスは、動揺いっぱいの表情で、マーレーは最初の頃と変わらぬ顔。それ以上に確信あるようにも見受けられた。


まあ、0-2から2-2に追いついたのだから、追いついたほうが精神的に「行ける!」という思いに後押しされるのは、当たり前だろう。


そのまま、マーレーはサービスゲームをキープして、勝利をものにする。


コート脇の試合時間を表す電光掲示板には、5時間45分と表示されていた。


そしてその時、オーストラリアは夜中の3時を遠にまわっていただろう。


完全なる時差ぼけ試合。

オーディエンスもマーレーも、早朝にベッドに行くことになる。


マーレーはこの勝利の熱でアドレナリン全開で寝付くことができるのだろうか?と少々心配になる。


3回戦はもう無理だろうな…

という思いはありながらも、


こうなったら、3回戦も突破してほしいという熱い思いでいっぱいになる。


試合後コート上でのインタビューで、過去2セットダウンからフルセットに持ち込んだのが11回もあるという(聞き取れなかったのだが、もしかすると、11回勝利したのかもしれない)

2-0というのは、3セットマッチであれば、負けということ。


そこから頭をリセットして、戦える精神力は並大抵ではない。


試合内容を見ていても、ずっと劣勢だったのはマーレー。

ただ、要所要所での選択が、完璧だった。普通のラリーではミスるのに、ここぞという時に、するするとネットに詰め寄って、しっかりと決める。


こういうところは、やっぱり世界一になった人が持つ何かが、後ろで糸を引いているようだった。


そんなこんなで、今日も感動しながらの制作活動となる。


そして今夜、イタリア時間の1時には、イタリア勢で唯一残っていて、夫婦共々応援しているヤニック シナーが登場する。そして私の御贔屓選手、チチパスは予定では3時半。


ああ、どうしよう…

というところだ。


二つをライブで見るのは不可能なので、(可能だが、そんなことをすると翌日が仕事にならない❗️)どちらかに絞り、片方はオンデマンドで見ようと思っている。


まだまだ全豪オープンの感動する日々が続いて行くことが、なんともいえず嬉しい。


人生ドラマを見せてくれるテニスプレーヤーたちに、今日もありがとう😊




クベットイヤーカフ 925シルバー



今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございましたうさぎ


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