回復と個展へ向けて | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

まずは次女、

そして私

と一人ずつCOVIDから抜けていく。


長女は結局、うつらなかったようで市販のキットで一度陽性もどきが出たけれど、


薬局での検査では陰性。


そしてその後もずっと陰性が続くので、おそらく大丈夫であろう。


肝心要の主人が中々陰性にならない。


スイス行きが刻一刻と近づく。


しかしこれもあまり心配していない。


「物事はその人に必要なように進んでいく。」

と信じているので、


どちらに転んだとしても

主人の学びとなるわけだ。


そして私の頭の中では、元気な姿で出発していく主人の様子がくっきりと浮かんでいる。


後は本人が、状況に焦りを抱かず安心できるかどうかだと思っている。





講演資料の作成に余念がない。


朝のテラス時間は、愛猫にも心地良いもののようだ。


私は、この一週間、家事と制作に一日の時間の大半を費やした。


しかし今日は、次女を迎えに小学校に行く。


私たちがこもっていた一週間で、季節はいっきに夏に転じたようだった。


陽光に身体は一瞬喜んだが、10分後には暑さでぐったりする。


身体を少しずつ、外のリズムと、季節に合わせて行く必要があるようだ。


そして身体の回復と共に、


いよいよ日本行きが近くなってくる。


来月半ばではあるが、


7月に地元の鳥取県米子市で行う個展のDMができあがる。




2年ぶりの日本。


2年ぶりの個展である。


コロナで右往左往したこの数年間だったが、今もって終わりはやって来ていない。


コロナとの共存は、この右往左往にも慣れることなのだろう。


たった2年のようだが、様々な人々に大なり小なりの変化をもたらした2年だと思う。


この年月を経て、また生まれ育った地での個展開催ができることを嬉しく思う。


そこで、たくさんの笑顔とそれぞれの方のエピソードをおうかがいするのが


今から楽しみでならない。


そして作りためた新作の品々を、実際にお試しいただけることも!


インスタ、ブログ、HPなどで、世界のどこにいても、つながる時代となったけれど、


「欲しいけれど、実物を見てから決めたい!」

とおっしゃる方が、やっぱり多い。


ようやくその日が実現しそうである。


身体の回復と共に


心もまた踊り出す。



ギルランダ ピアスA 925シルバー アメジスト 西洋彫り





今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました❗️





◆日本での展示のお知らせ◆
●場所 Jewelry Boutique ROGER LUCAS[ロジェ ルカ] 千葉県美浜区ひび野2-10-1 ホテルザ・マンハッタン1F 
●営業時間 AM10:00〜PM7:00  Tel 043-275-8783 


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