アペリチェーナ(アペリティーボとチェーナ[夕食]をくっつけた造語で、早めの夕食を意味する)をわが家で行う日だったが、
朝からテニスの約束があった。
次女も連れてテニスコートへ繰り出す。
雨が降って、涼しくなりあまり疲弊しないで済む。
アラフィフだからと諦めたりせず、ここのところ、youtubeを色々と見て、家で素振りをして、フォアハンドの安定のために小さな努力をし始めたのだが、
少しずつ感覚がつかめてきたようで、嬉しかった。
今ではネットで、世界にどこにいても色々なことが調べられる。
テニスに限らず活用次第で、様々なことが独学でも、かなりのところまで行けるだろう。
料理も然り。
私がイタリアに留学した20年前は、今ほどの環境は整っておらず、
インターネットカフェに行って、メールを書くような日々だった。
なので料理一つとっても、本を見ないと新しいことに挑戦ができないから、
どうしても料理下手は、その自分で思い込んでいる枠から抜け出すのが難しくなる。
あれを作ってみたいなぁ?
と思ったら、今はワンクリックで、その料理の情報をたやすく集めることができる。
私はiPadをキッチンに持ち込んで、あれこれと毎日の献立に役立てているが、
お客様を呼んでの夕食などでも、活用する。
暑い日が続いていたので、多用することが多いオーブン料理を避けて、冷たいお料理中心でいこうと思っていた。
そんな時ガスパチョが食べたい!
と思い、ネットでチェックして、この日までに何度か試してみた。
一度はニンニクを入れ過ぎて、からみが強過ぎたり、いまいちの出来の時もあったが、
クミンパウダーやパプリカパウダーなどの香辛料なしでも美味しくできた!
冒頭の写真は、アペリチェーナの翌日に残り物でのランチの様子。
ガスパチョメインで、ビタミンをいっぱいに体に取り込む。
さて前日の夕食は、
その他、生ハムとメロンの前菜。
イチジクと生ハムのクロスティーニ、
トマトとモッツァレラのクロスティーニ。
スペルト小麦のサラダ、ラタトゥユ。
も加えて暑い時にも美味しくいただくメニューができた。
セコンドピアットは、以前イタリア人から教えてもらった、かたまり牛肉の白ワインワイン煮込みを用意した。
料理写真がないのは、それほどまで集中して、サーブに集中していたということにしてもらおう!
子供たちには、ミートソースパスタを作り、当日は、てんやわんやだったが、
賑やかに、そしてあっという間に夏の夕べが過ぎていった。
文明の利器を利用すれば、苦手なことは気づかぬうちに減っていく。
テニスでも料理でも、こつこつとレベルアップしていきたいものである。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ミロ ピアス 925シルバー 西洋彫り