苦手なことこそネットを使って最大限レベルアップ | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。


アペリチェーナ(アペリティーボとチェーナ[夕食]をくっつけた造語で、早めの夕食を意味する)をわが家で行う日だったが、


朝からテニスの約束があった。



次女も連れてテニスコートへ繰り出す。


雨が降って、涼しくなりあまり疲弊しないで済む。


アラフィフだからと諦めたりせず、ここのところ、youtubeを色々と見て、家で素振りをして、フォアハンドの安定のために小さな努力をし始めたのだが、


少しずつ感覚がつかめてきたようで、嬉しかった。


今ではネットで、世界にどこにいても色々なことが調べられる。


テニスに限らず活用次第で、様々なことが独学でも、かなりのところまで行けるだろう。


料理も然り。


私がイタリアに留学した20年前は、今ほどの環境は整っておらず、

インターネットカフェに行って、メールを書くような日々だった。


なので料理一つとっても、本を見ないと新しいことに挑戦ができないから、


どうしても料理下手は、その自分で思い込んでいる枠から抜け出すのが難しくなる。


あれを作ってみたいなぁ?

と思ったら、今はワンクリックで、その料理の情報をたやすく集めることができる。


私はiPadをキッチンに持ち込んで、あれこれと毎日の献立に役立てているが、


お客様を呼んでの夕食などでも、活用する。




暑い日が続いていたので、多用することが多いオーブン料理を避けて、冷たいお料理中心でいこうと思っていた。


そんな時ガスパチョが食べたい!

と思い、ネットでチェックして、この日までに何度か試してみた。


一度はニンニクを入れ過ぎて、からみが強過ぎたり、いまいちの出来の時もあったが、


クミンパウダーやパプリカパウダーなどの香辛料なしでも美味しくできた!


冒頭の写真は、アペリチェーナの翌日に残り物でのランチの様子。

ガスパチョメインで、ビタミンをいっぱいに体に取り込む。




さて前日の夕食は、


その他、生ハムとメロンの前菜。


イチジクと生ハムのクロスティーニ、

トマトとモッツァレラのクロスティーニ。


スペルト小麦のサラダ、ラタトゥユ。


も加えて暑い時にも美味しくいただくメニューができた。


セコンドピアットは、以前イタリア人から教えてもらった、かたまり牛肉の白ワインワイン煮込みを用意した。


料理写真がないのは、それほどまで集中して、サーブに集中していたということにしてもらおう!


子供たちには、ミートソースパスタを作り、当日は、てんやわんやだったが、


賑やかに、そしてあっという間に夏の夕べが過ぎていった。




文明の利器を利用すれば、苦手なことは気づかぬうちに減っていく。


テニスでも料理でも、こつこつとレベルアップしていきたいものである。



本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


ミロ ピアス 925シルバー  西洋彫り





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