家ごもりで家族とのコミュニケーションが増す | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

イタリア全土で、スーパーや日常に必要なものを売るお店、薬屋、など以外が全て閉まることとなった。

人々の接触を必要最小限にするための処置だ。

日本へのオーダー品を昨日発送手続きした私は、本当にギリギリセーフ、間に合った感じだった。


今日も鋳造屋に行って出来上がったものを受け取ること、
手伝ってくれている若者に必要なものを渡すこと

など外に出るべき理由はあったのだが、

まずは鋳造屋が閉まっていることが分かり、

そして若者ともメッセージのやり取りをして、
少し待ってからにした方が良いという
結論に達し、
家にこもることになる。


色々と受け取って作業をどんどん進めたい思いはありつつも

すでに家にあるものでも、進めるべきことはたくさんあるので、

焦るのはやめにした。

できることをコツコツとと仕上げていくべし。



そしてわが家の中は、一週間前の学校休校以後、いやに賑やかになる。

主人は授業が全てSkypeとZoomに変わった。

もしかするといつも以上に働いている気がする。

なぜかというと、アメリカや日本の生徒さんとの語学レッスンもあるので、

変則的な時間で働いている。

しかし、出勤する必要がないので、ゆっくり寝たり、休憩を取ったりできるという
利点もある。

それに加えて、今朝は長女もSkypeを使った授業に向けての準備レッスンが行われていた。

ということで、家中オンラインで色々なことが行われる中、

地道に作業台に向かいつつ、むさ苦しいかっこうがそれらの映像として流れないように、注意深く家の中を動き回る。


お昼ご飯作りには次女を参加させる。
ブロッコリーを切ったり
パスタソースをかき混ぜたり

と言う単純作業を嬉々としてやってくれる。

おっかなびっくり、火にかかっている鍋の中を木のスプーンでぐるぐるかき混ぜながら、

「楽しい〜〜」
と目を輝かせる様子を見るにつけ

私もその姿からパワーをいただく。

このウィルス騒動は、子供や主人と過ごす時間を増やしてくれている。

いつも、やらなければならないことばかりに追われて、適当だったコミュニケーションを

しっかり見直す時間が与えられた感じだ。


またじっくりと書物の海に浸る時間も得られそうだと

ほくそ笑んでいながら、子供と過ごす時間と、結局いつもの彫金作業優先で、

意外とそれらに費やす時間が取れていない。

しかし、この自宅軟禁?状態はしばらく続きそうなので、焦らず、読書の楽しみは少しずつ味わっていこうと思う。


昨晩の夕食はビステッカ。

お肉を焼くのは主人担当。

焼き加減が分からない私は、美味しいものを美味しくいただくために主人の力を借りる。





日本では、イタリアの大変な状況が報道されていると思うけれど

スーパーや市場には、物もしっかりと流通していて、
外に出てレストランで食事をすることができない代わりに

こうやって家でご馳走を食べる時間が増えた。

家事も増えたけれど、わが家では主人や子供も巻き込むので

結果、わちゃわちゃと賑やかに手伝ってくれている感じだ。

色々と不具合がありながらも、その中での楽しみを見つけながら暮らす。

ここが大切なことだと感じている。

こういう時だからこそ、なおさらだ。


フルッタ リング 925シルバー ジルコン

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 
 
 
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