高速道路に乗った途端、恐ろしいほどのノロノロ運転。
ああ、事故か何かかなぁ?
と思いつつ、やけに多い馬の輸送車を写真に撮ったり
と呑気に構えていたところ
「なんてことだ。車が火を吹いている!」
と主人。
徐々に事故現場に近づくと、
路側帯に止められて黒い車から大きな炎が上がり、黒煙が青い空に弧を描いて流れて行く。
救急車や消防車は来ず、警備パトロールカーのようなものが到着して、降りてきた人が、燃え盛る車の横を
どんどん進むように指示を出す。
結構な炎で、まるで映画を見ているみたいだったが、
これってかなり危険なことじゃないのかな?
という思いがよぎった。
燃え盛っているということは、突然、ボンっと爆発する可能性も無きにしも非ずだろう。
とりあえず、何事もなく炎上車両の横を通過することが出来た。
チェロ奏者のお宅に着くまで、もう一件事故と思われる箇所を減速で進み、
なんとか無事に到着!
そこはさっきの光景とは打って変わって、楽園〜〜
トスカーナの美しい景色が広がっていた。
日本の感覚からすると、これってどうなの!
ということが日常茶飯事のイタリアでした。
それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました
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