春の野菜バチェッリ(そら豆)と物作り | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

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フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

毎日のように曇天が広がるフィレンツェの街。

春の光が恋しいこの頃のですが、メルカートに(市場)には、しっかりと季節感が出てきています。

長女の大好きなバッチェッリ(そら豆)。トスカーナではこう呼びますが、イタリア語ではFave (ファーヴェ)。

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こちらではこれをバリバリと向いて、生のままいただきます。

柔らかな緑色が目に優しく、甘みと渋みが混ざったようなこの味が口に広がると

ああ今年も春がやって来たなぁ

と感じます。

こちらとペコリーノチーズの組み合わせが相性抜群。
こちらをつまみに、ワインが進みます。

もちろん、長女はワインなしですが、あっという間に一人でボウル一杯分食べてしまうので、

バチェッリを買うときには、かなりしっかり買わなければ、他の家族の分が足りなくなってしまいます。

さて、只今の制作状況。

昨年日本に新作として持ち帰ったミロシリーズですが、

ペンダントは5センチほどの大きめトップのロングペンダント がメインでした。

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ピアスは小ぶりの耳にぴったりとそうタイプと、下がるタイプがあります。

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同じ大きさの小ぶりのペンダントをただ今制作中です。

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シルバーのみではなく、シルバーとイエローゴールドのコンビも加わる予定で、そうなるとメタルの色のコントラストも楽しんでいただけると思います。

新作を考えるときは、
まず、ばあんと、やってみたい形や大きさが決まるけれど、
それをラインとして展開していくと、少しずつ異なるアイディア浮かんで来て、

第一歩のものよりも、心が惹かれる作品になっていくことがあります。


これもまた物作りの妙ともいえる喜びです。

それでは皆さん、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました

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