フィレンツェ物作り物語、ジュエリークリエーターのKaorukoです。
本日は、嬉しいツキニ弁当の日
職場で受け取ったお弁当を大切に携えて、いそいそと自宅へ帰り、
長女との充実したランチタイム〜〜
と思っていたら、
なんか悲しい結果になってしまいました。
長女が新しく買ったばかりのセーターを破いて帰ってきて、
そして何食わぬ顔で
「気づかないうちにこうなっていた」
とぬかす。
楽しくショッピングした時のお話はこちらから。
大きな穴ぼこが開いたのに
気づかなかっただと‼️
この返答に、ブチリ
と、かんにん袋の緒が切れて、
大火山噴火〜〜
素直にごめんなさい、だけ言ってれば、
「こうなったのは、ファストブランドだからかも⁈ 気にしなくて良い!」
と、その後お弁当を美味しく味わえたかもしれない。
でも、長女は、上の言葉に更に、
「私のせいではない」
と付け加えたのである。
「あんたの持ち物で、あんたのせいでなければ、一体誰のせいなんだ〜〜」
怒り心頭に発す。
この気分を引きずったまま、お弁当を食べた。
ラファエリさんのお弁当は今日も心がこもっていて、体が癒される。
デザートのひすい羹 の甘みがじんわりと体に広がる。
こんな気持ちのまま、食べていることが、このお弁当にも、作ってくださったラファエリさんにも申し訳なく思った。
しばらくしてから、大火山噴火の説明を冷静におこなった。
物を大切に扱ってほしいこと。
買ってあげたものを、たった2日でダメにされた私の気持ち。
贅沢三昧に、いつでもなんでも買ってあげられるわが家ではなくて、
見えない苦労の裏側で、全てのものを用意していること。
そんなことを訥々と話すが、11歳の長女にどこまで通じるか…
そう、これは私の痛みなのだ。
話しながら、自分で理解する。
これぐらいのことで、こんなに怒らず、
菩薩のように
物を大切に扱うことだけを諭したかった。
でもそこには、
潤沢に買い与えてやることができない自分への怒りも込められていた。
怒るとものすごく疲れる。
体がかたくガチガチになる。
その後のミッションは、
お客様に会って、彼女のアイディアを聞き、
次女を学校に迎えに行って、皆で長女のピアノレッスンに行く。
そして、次女の学校の教科書を、本屋に受け取りに行って帰宅。
と、かなりの長丁場だった。
その後、完璧ではなくても、幾分楽な気持ちで過ごすことを選択できたのは、
やっぱりラファエリさんのお弁当のお蔭かもしれない。
丁寧に作られた一品一品の中の、彼女の心意気が
私の体の中で、怒りの根源を諭してくれたのかもしれない。
IDRUS のオーナーのアレッサンドロは、このお弁当を持って、甥っ子を中学まで迎えに行って一緒にランチするのが恒例となっているが、
今日は甥っ子が病気でお休みしているとのこと。
その一個を、主人のために持って帰った。
夜われわれが、ドライカレーを食べる中、主人はお弁当を食した。
「やっぱりラファエリさんはすごいねぇ。」
和食好きの彼も感嘆の一言。
今日のお弁当のメニューは、
ニューは、
⚫︎塩麹入りハンバーグ
⚫︎バカラのトマトソース煮
⚫︎オクラの卵焼き
⚫︎ナスと豚のキムチ炒め
⚫︎大根とルッコラの梅ドレッシングサラダ
⚫︎蓮根、ピーマン、人参の素揚げ
⚫︎豆腐のそぼろ煮
⚫︎カボチャの煮物
⚫︎野菜の即席漬け
⚫︎ひすい羹
毎回唸らせられる手仕事です。
それでは、皆さん本日は、私の怒りに最後までお付き合い下さり、ありがとうございました
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