iMac G5 iSight 20インチを修理してみる/光学ドライブ交換編 | 大阪ダイアリー

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今回修理するのは、iMac G5 iSightの20インチCoreモデルです。
PPCでは無いインテル搭載モデルでありCPU自体の換装もできるのでまだまだ性能を引き伸ばすことも可能です。

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現状は、

1電源は入るが?から前に進めない。
2ドライブにディスクを入れても読み込まない上に取り出せない。
3HDDを読み込まない。

とりあえずPRAM をクリアしてみたが反応無し。

この状態からドライブとHDDの故障と見込み解体開始。
(実は以前からバラしてますのでケースが固定されていません)

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まず、
モニター下で固定してあるネジを外してカバーを持ち上げます。
(使用しているネジはメモリ部以外は☆型の特殊ネジですので+ドライバーでは外せません。
必要な方はアマゾンからでも注文してみてください。)

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パネルを外すときには、カメラケーブルに気をつけながら作業してください。

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基盤とモニターを覆っている黒いシートを剥がしてください。
このシートが厄介者でキレイに剥がすのは難しく、そのあたりは妥協が必要です。

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次は基盤にアクセスする為に、モニターを外します。
モニターの四隅にあるネジを全て外してください。

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次にモニターと基盤を繋いでいるケーブルを外していきます。
全部で5つのケーブルが接続されているので、手前から外します。

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赤丸の2箇所もモニターを持ち上げながら外していきます。

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手前3箇所を外せば、この様にサクッと持ちがります。

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それでは、光学ドライブの交換をはじめます。
マイナスドライバー状の物を使ってこのようにツメを解除します。
押し込見ながら横にずらせば外れます。

写真には写ってませんが、基盤とドライブを接続しているケーブルを先にはずして下さい。

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以上の過程を経て、取り外した光学ドライブと今回交換するドライブ

今回換装するドライブは、Sony NEC Optiarc のスロットインタイプです。
iMacはスロットインタイプ以外は使用できません。(内臓のみ)
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メーカー Sony NEC Optiarc
型番 AD-7640A スリムスーパーマルチドライブ
インターフェース ATAPI IDE
対応メディア CD-ROM・R・RW、DVD-ROM・±R・±RW、DVD-RAM
読込速度 CD24倍、DVD8倍、DVD-RAM5倍
書込速度 CD-R24倍・RW16倍、DVD±R・+RW8倍、DVD-RW・±R DL 6倍、DVD-RAM5倍
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次に元々のドライブのマウンターを取り外します。
全部で6箇所をネジ固定しているので、全て取り外します。

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温度センサーも取り外します。

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次に換装する方のベゼルを取り外します。
機種よっては不明ですが、6箇所ほどのツメを押し下げてベゼルを取り外します。

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交換準備が出来ました。
ディスクストッパーの形状が違いますが、問題ないのでご安心ください。

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元々のドライブについていたマウンタ及び、センサーを換装ドライブを逆の手順で取り付けます。

(元ドライブを分解しているのは中のディスクを取り出すためです。通常はこの作業は必要ありません。)

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ドライブを組み込みます。


とりあえず作動するかどうかチェックする為に仮起動します。

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適当に元にもどして、ディスクを読み込むことを確認。
無事にドライブ換装できました!

今回HDDのストックが無いためインストール後のチェックはまた次回とします。

なお、今回記事した方法は当方は一切関知しませんので、すべて自己責任で行ってください。

次回はHDD換装編とします。

それではお付き合いいただき、ありがとうございました。