ぶどう屋さんの家は畑の中? | ぶどうの花ってどんな花?

ぶどうの花ってどんな花?

愛知県東海市のぶどう屋さんVerger姫寛【ヴェルジェひめかん・ベルジェひめかん】のブログです。
ぶどうの1年、ぶどうを育てる人たちの1年も?!きままにレポートします。

お近くの地域の方は、

「東浦のぶどう狩り」をイメージされる方が多いようです。

東浦、大府、東海はっ隣り合っており、まぁ、同じエリアと言えます。



「うち、ぶどう農家なんです」と言うと、

まぁたいがいの皆様がイメージされるのが

“大草原の小さな家”の大草原がぶどう畑バージョン。

みたいなんです。


なので、「隣りの家は遠いんですよね~。」とか、

「土地は切りがなく広大な“言わば超庭広いんですね~”」やら・・・

北海道の牧場ですかね?

という畑&家を想像されるようなんです。


が。


違いますよ。


まず、家と畑は別です。


このあたりのほとんどの農家は、畑は一枚ではなく、数箇所に分かれてあります。


このエリアの多くの土地は“農地専用”だったりするので、

そもそも住むことができないのです。

もちろん電気も水道もないしさ。まぁ、住むのは無理です。


で、ウチの場合、大府、東海、東浦に畑があります。

住んでいる自宅は古い住宅地。

村?集落?

昔からの家が多く、農家も何軒もあります。

が、専業農家は以外に少ないのかも。


私が小学生の時、同級生の中には私ひとりだったし、

兄ちゃんの学年にも兄ちゃんだけだった?ような。

私の記憶にある限り、父の友人の子供さんとお隣の畑の娘さんくらいかな、

同世代の専業農家の子。


小学生の時に習った“さんちゃん農業”のお家はもっと

あるように思う。

じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの農業。

けれど、農業だけで生計を立てているのは近所でも意外少ない。


というか、たぶんちょっと世代がズレているように思う。

父が若かった。他のぶどう屋さんより。


ウチの父より後に、専業農家になった人がしばらくいなかったんじゃないかな。


長く父の友人であったぶどう屋さんの息子さんがそこを継いで、

ウチの兄ちゃんが継ぎに入った。

若手はやっぱりこの2軒だと思う。


他のところは今も父よりも年上の方々がされている。  



まぁこれはウチの集落の話。

大府、東浦にお住まいの農家さんのことはちょっと私ではわかりかねます(^_^;)