ぶどうの花ってどんな花?

ぶどうの花ってどんな花?

愛知県東海市のぶどう屋さんVerger姫寛【ヴェルジェひめかん・ベルジェひめかん】のブログです。
ぶどうの1年、ぶどうを育てる人たちの1年も?!きままにレポートします。

          ぶどう~~~ 只今シーズン中 ~~~ぶどう


    7月下旬~9月始め頃まで(年によって変わります)

          販売シーズン中は無休です

          朝8:30~夜6:30頃まで

 

            アクセス 車


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budou-yasanのブログ

7月14日。

わぁ(>_<)まだ色んでないやつがっ!!


と思いきや。


これは白い子なのです。

この状態が熟れている状態なのです。


ロザリオ・ビアンコ。

ビアンコは白ってこと。で、たしかロッソという赤系もあります。

イタリア人です。


この時期に熟れているのはハウスの子たち。


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ぐふっ。

巨峰ですね。


“果実感”がいい感じです。

一粒一粒は、ぱ~ん!としてて

房全体は ぎゅっ! としてる。

じつに “実” っぽくて良いではないですか。

今どきの表現で言うならば、わたし的にはこの

“ギュッと感”が萌えポイントです\(//∇//)\

種無し巨峰の小さめの房がまさにツボですな。





変わらないことは変化し続けることだ。


的なことを唄ったカローラのCMがあったと思います。

変わらず受け入れられるには、変化が必要だ、的な?


ぶどうにも、流行り廃りみたいなものがあります。

同じ品種で。です。


身が詰まったものがいいとか、

ほわっと優しいものがいいとか、

身が硬い方がいいとか、

みずみずしい方がいいとか、

皮が剥きやすいのがいいとか、

皮がしっかりしてるのがいいとか。

いろいろ。



ここに書いているようなことは、私が傍目にみてわかるようなこと。

見ているだけで解らないような“時の判断”や工夫が

父の経験値やアイデアから繰り出されています。


今年も直売が始まります。

お近くの方はぜひお店にお越し下さ~い♪


基本的には店頭直売&店頭注文の地方発送

をしています。


遠くの方は・・・

ここでメッセージもらう?

大々的な通販には対応しておりませんで・・・。


速やかに対応できないことも多々あるかと。

ここ、工夫しなくちゃね~、兄ちゃん。


ということで、皆さまのお越しをお待ちしていますo(^▽^)o

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6月11日。

6月には実の形ができています。

これはもう摘粒(てきりゅう)後かな。

程よい粒数になるように、形を整えつつ粒を抜きます。

花を小さくするとか、こうして粒を抜くとか、

ひと房ひと房、全てのぶどうたちにします。


たぶん、一番手のかかる果物、それがぶどうです。

特に巨峰とか、デカイ粒のタイプのやつ。


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6月16日。

形はほぼ完成かな。

あとは、色と味が進むのを待つだけ・・・


じゃな~いっ!


袋をかけます。

ひと房ひと房。


病気にならないように。

日焼けしないように。

虫や鳥から守るために。


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6月25日。

おや。だいぶキテルね。

後ろの方にぼんやり写っているのは、袋を被った実たち。


この時期は、緑の中に白い袋がたっくさんぶらさがっています。



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5月3日。

咲いてるね。

これがぶどうの花です。

花です。

ん?見えない?

いえ、これが花です。


「ぶどうの花」をイメージできる方は、きっとぶどう屋さん以外

いないのではないでしょうか。


ぶどうの花には花びらがありません。

だから、ぶどう畑の脇を通っても、

いちご畑のように、

みかん畑のように、

かぼちゃ畑のように、

「お!花咲いてるね~」

などとほくほくすることはないでしょう。


そこにはガクと、雄しべと雌しべとがあるのみ。

そして、花びらの代わりと言ってはナンですが、

なかなかに強烈な“匂い”がそこには存在します。


この季節に、仕事帰りの母と一緒に地元のスーパーへ行くことが

私は嫌だったのですよ。

という匂いです。

独特なんですよね~。

似たものがない。


ご縁があれば、どこかで味わってみてください(^_^;)


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5月15日。

花が終わって粒になりかけています。

この茶色いの、ガクの残骸だと思いますけれど、

果実になっても実の隙間に残っていたりするんですよね。

人手の足りている頃にはエアガンみたいなので

ギューン!と吹き飛ばしたりもします。

近年はなかなか・・・

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5月24日。

あれ?

これはまだ花の前です。


というように、品種によって時差があります。


花が咲く前に、花数をぶわぁっ!っと減らします。

間引き。

次は大きすぎる花をほどよくカットして小さく。

↑これをしないと、外国のワイン用のぶどうみたいな

小粒でたらたら~っと長い房のぶどうができてしまい、

フルーツとしての果実としては・・・ねぇ?



春の勢いはすごい。

2月のビニール張りの時にはつるっつるだった枝に、

しげしげ~!


4月の始めの“芽が”の頃にもエリマキぐらいの存在感だったのに、

半月でしげしげと新しい葉っぱが!

そして・・・


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4月23日。

おぉっ!既にぶどうっぽい!

と思われたそこのアナタ。

騙されてますよ~。


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4月30日。

この粒粒はひとつ3~4ミリくらいかな。

この粒がぶどうの一粒になるわけではないのです。

これ、つぼみ。

ぶどうの花の、つぼみです。



兄ちゃんに“写真撮ってきて”と言ったら

こうなりました。


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4月9日。

おぉ。

芽だね。

芽が出てきたんだね?

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うん、芽だね?

こうして見るとエリマキトカゲっぽいね。

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うんうん、芽だね。

全部サイズ感が一緒だね。

芽だね。


兄ちゃんのレポート:

「芽が出てきました」


ところでさ、これ、全部“タナの上”からのアングルなんだけど、

やっぱり上に首でちゃうの?

なんか作戦立てないと~(´Д` )



芽が出たので。

無休シーズン突入です。

ぶどうの生育に応じて、あれしてこれしてこうなったらあぁして。

が、収穫のその時まで続きます。