こんにちは( ̄▽ ̄)
北広島市輪厚で
美容師をしているAiです。
パーマをかけたいと思う理由は
様々ですが、
どのような仕上がりを
希望してるかによっては、
「このまま かけては危険だ」と
感じることがあります。
今日はその一例を。
「パーマかけたいけど、
ネットで どれだけ探しても
ちょうどいいのが無くて、、、」
要するに、髪型というのは
あくまでオーダーメイドであり、
テンプレート化は出来ないという事。
だから結局、
希望に近い画像を使って、
「ここが もう少し長めで、
ここが これより短い感じで」
という言い回しになるわけですから、
イメージと1ミリのズレもない画像を
探し当てるのは、
おそらく不可能。
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例えば、
「けっこう しっかりめにかけたい」
という要望があったとして、
かかり そのものは、これくらい⬇︎
例えば数週間後に
何かしらのイベントを控えている。
卒業式だったり入学式だったり、
ステージに上がるとか発表会とか。
じゃあ、その希望するパーマのかかりの、
ピークは その日って事になる。
その日にピークが来るように、
今日パーマをかけるならば、
考慮しなきゃならない事があるんです。
(お客様も美容師も)
ちょっと専門的な話になりますが、
パーマをかけると
髪の毛はアルカリ性に傾きます。
それが戻るのに5〜7日ほどかかります。
(髪質や履歴により個人差ありますし、
使うパーマ液の種類でも若干差はあります)
で、その、本来のphに戻った時が、
そのパーマの完成形であると
思ったほうがいい。
( 1週間でパーマ落ちたなんて話はよく聞きますが、それは そもそも それが完成形なんですよ、
ゆる〜いパーマで よく起こる事です)
だから、5〜7日後には
ウェーブが ガクっと落ち着く事、
そこからピークて在りたい日まで
何日あるか、などを
美容師は考慮しなきゃならないし、
お客様も、それは知っておかなきゃ
ならない事だと思います。
しっかりめに かけたい
⬇︎
ピークは20日後
⬇︎
5〜7日後に落ち着く事を想定
⬇︎
オーダー画像よりも 少々強めにかける
⬇︎
それによって起こる問題を説明
ということになります。
極ゆるめの雰囲気のあるパーマを
今日かける場合でも ⬇︎
1ヶ月以上先の入学式に、
今日の仕上がりを維持できていない、
ということを、
きちんと理解しなきゃならない。
そこにピークを持っていくなら、
今日の仕上がりは、
「思ってたよりかかってる、、」
ってくらいじゃないと、
5〜7日後には、跡形もなくなってる
というパターンになります。
けっこう 簡単に
パーマパーマって言いますけど、
簡単じゃないです。
パーマ人口減ってる理由って、
そこだと思いますよ、
時間経過に伴うウェーブの変化と、
コテやアイロンで仕上げてる画像を見て
「パーマかけたら こうなれる」と
思い込んでしまうこと。
(パーマの企画ページでも、
パーマオンリーの画像はそんなに多くなくて、
顔まわりや表面はコテやアイロンを使って
仕上げていたりします。
パーマだけであとは何もしなくていいのは
スパイラルパーマくらいなんじゃないかと
個人的には思いますから、
お客様も「ベースパーマ」と「オンリーパーマ」
って、分けて考えた方がいいと思います。