今日は、 先日 ご紹介した
白いアイリス(ニオイイリス)の親戚?

香り高き 紫のアイリスを ご紹介します。






写真では 青紫に見えますが、
キリッした 高貴な 濃い紫です。







白いニオイイリスは・・・香り高き白いアイリス ニオイイリス





白いニオイイリスと 全く同じ ヒゲが あり
形も 模様も 丈も 香りも そっくり。







これは ↓ 2 年前の花 



ジャーマンアイリス みたいだから
これも ジャーマンアイリス とばかり思っていました。


ジャーマンアイリスの 原種で
名前は 「イリス・パリダ(Iris pallida)」 のようですが、
いろいろな種類があるようで よくわかりません。
(イリス・パリダを調べると 本来はもう少し
 薄い紫のようです)


この花も ギリシャ・ローマ時代から 
根茎を 香水に 利用してきたようです。
香り高いので sweet iris とも呼ばれているようです。






上に反り返った 花びらの中を 拝見



うわあ 蘭のようで 柄の出方が
エキゾチックで 美しい模様です。

白より ぐっと インパクトがありますね。





ヒゲの上には ペラッと反り返った 覆いがあり


この中に ハナムグリが潜り込んだりします。



ヒゲは ずっと下まで ありますね





つぼみも 濃い紫




花がらを摘むと 手が  になります!




背丈は60~70㎝ですが



葉は さほど伸びません。





同じ緑でも 紫のアイリスは 白のアイリスより
青っぽい葉を していました。



日が経つと 立った花びらも お疲れ気味



風に吹かれて




白 も 優美で 清々しいし



紫 も 気品あふれ



庭のここだけ 平安貴族のお屋敷?
外国生まれの アイリスなんだけどね。



ガーデニングが趣味でもない 母が
特に 手もかけずにいる 宿根草だらけの庭ですが、
人からもらった 香り豊かなアイリスが
毎年 咲いてくれています。




2018年は この通り↑ 多かったけど、その夏の酷暑で
去年2019年から 花が少なくなりました。






5月1日の アイリスたち。
一番右の 優しいオレンジ色の ジャーマンアイリスは
それから ぼんぼん 咲きました。

すてきなヒゲも あるので 改めて ご紹介しますルンルン