ひなまつりは子供の頃から嫌いだった。
子供の日が嫌いなったのは結婚してしばらくたってからだ。若い夫婦が子供とレジャー施設を訪れるのに何の不満もないどころか、見ていて和む。だけどなぜ、孫が訪ねている祖父母を離れるのが子供の日のニュースなの?それを流すことで何が言いたいの?あの映像を加えることでそのニュースの価値は増すの?ほかのチャンネルは知らないけど、私の見ているあのチャンネルはあの映像を毎年流す。お盆や年末年始にも同じ映像は流れるけど、音声的には「墓参り」とか「帰省」という流れの物理的な一面もあるから納得する。でも子供の日に、子供の年齢だからって孫という存在を毎年出してくるのに辟易するようになった。
私個人的にはその映像に動揺はしない。だけど、子供のいない私は両親からしたら孫がいないわけで、近所や友人たちの孫の話聞いてるだけで寂しいのに、あんなテレビを毎年見せられて、余計に私たちに不満を持つ理由に加担することになったに違いない。こんなに親不孝な私ですら、親に申し訳なく思う数少ない日だったもん。