先日、中学校の卒業式が執り行われました。

 
いつも学校の片隅のお部屋で一緒に3年間を過ごした不登校生君さん達。

教室には滅多に行かない人、全く行かない人。

それは人それぞれです。

 

でも私が勤務する週2日、ほとんど学校に来てくれました。

 

多くの場合、不登校生君さん達は卒業式の際、大勢の人前で卒業証書を校長先生から受け取ることはできませんが、卒業式1ヶ月位前に聞いてみました。

 

「卒業式に出て、みんなの前で卒業証書を受け取って、お母さんと私を号泣させてよビックリマーク

 

すると首を横に振るでもなく

 

「あー、うん。」と・・・

 

それから度々同じ質問をしてみましたが、100%不可能な返事も帰ってこず、もしかしたら、もしかするのか!?

と淡い期待を抱き出した私。

 

そしてやって来ました、卒業式当日。

 

計3名いた不登校生君さん達は、遅れずに登校して、私の居る部屋に挨拶に来て、

 

な、なんと

 

教室に向かったのです男の子女の子男の子

 

この時点で私の鼓動は高鳴りドキドキ小躍りして音譜一緒に教室に入り、

「みんな、おめでとうお祝い

と叫んだ私。

 

その後、式が行われるホールで生徒の入場を待っていると・・・

みんなと一緒に入場してきました。

 

この時点で私は号泣えーん

 

それから生徒呼名。

遂に呼ばれました不登校生君の名前。

 

会場全員に聞こえる大きな声で「はい。」

 

ここからさらに号泣えーんえーん

 

感動のあまり涙が止まりませんえーんえーんえーん

 

遂にやってくれました。

約束通り、お母さんと私を号泣させてくれました!!

 

教師冥利に尽きます。

 

式後の校長先生のお言葉

「全員に檀上で卒業証書を渡せたのは、今回が初めてです。」

 

教頭先生のお言葉

「司会をしていて初めて泣きそうになりました。」

 

今、思い出しても嬉し涙がこぼれそうです。

 

こんな素敵な思い出をくれた不登校生君さん達。

 

教室から堂々と卒業していった君達は、

もう不登校生じゃないねブーケ1

 

3年間、本当にありがとうお願い

 

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